月を癒すってどうやるの?「無意味さ」の中にあるギフト
月の癒しが必要な例として、月が乙女座、山羊座にあるケースを挙げておきましょう。アスペクトにもよるのですが、実はわたしのクライアントの7割は、月が乙女座・山羊座にある方。
鑑定において、月のレスキューにかなり力を入れていているため、その必要性を感じたクライアントが無意識に集まってくるのでしょうか。
10月6日のアスペクト講座では、主に月のアスペクトについて体感ワークを取り入れると、以前の記事でお伝えしました。
当講座では月の緊張をほどくために、アスペクトを五感から知るワークを行います。とは言え日常の中できることもあるので、今日は月が乙女座・山羊座の方を例に、その用法を紹介しましょう。
月 : 子ども時代
乙女座 : 奉仕
山羊座 : 社会での役割
このかけ算が生む、月・乙女座、月・山羊座のネガティブパターンは
…
「役割を果たさなければ、わたしは存在する価値が無い」
…
です。本来無条件に愛されていいはずの子ども時代を、親の求める「いいこ」を無意識に果たそうとしてしまうのです。
乙女座も山羊座も、家事にしろ仕事にしろ勤勉な質なのですが、幼少期の「お役目意識」があまりに続くと、「役割を果たす」ことに心の底からうんざりし、成人後「仕事も家事も全くやる気がしない」という状態に陥ったりします。
「月が山羊座なのに、働く意欲が無いなんておかしいなあ。本に書いてあることとぜんぜん違う」と感じる人がいるようですが、それはこういった、心の作用が原因です。
この月・乙女座、月・山羊座を癒すために、出来るワークはたくさんあるのですが、今回オススメするのは「無意味な表現」ワークです。わたしが自分の月を開放するために行った手法で、地味ですが、中々パワフルと感じます。
…
左の指を使ったお絵かき
…
一時、わたしはこれを毎晩寝る前に行っていました。
絵具がベスト。それが難しいならクレヨンがお勧めです。とにかく、頭で意図した形や線ではなく、偶然性が多く生まれる道具を使うこと。よってペンや鉛筆は向きません。
自分で思い立ったくせに、始めた当初、わたしはこれがずいぶん面倒で「こんなことやって何の意味があるんだろう…」と感じていました。一週間ほど続けて、ある時、左指でぐるぐると無造作に絵具を塗りたくっていると、じわじわと胸に悲しみが立ち込めてくるのを感じました。
そして何かが臨界点に達した瞬間、涙があふれ、号泣。自分がいかに、
意味のあることをするべき
=
でないと存在する価値が無い
と言う信念を、強く握っていたかに気が付いたのです。
「こんなこと、何の意味がるんだろう…」
ここで言う『意味』とは、『価値』とか『利益』とか『役割』とかを示します。
つまり日ごろから「意味のあることをしなければ、わたしは存在する価値が無い」という潜在的な前提があるので、無意味な作業が途方もなく無駄と感じるんですね。
その、頭で考える「意味」をいったん忘れ、なんの意味もない、右脳的行動をすること。つまりアート。そうすると、徐々に左脳的なジャッジメントが外れていき、
無意味なことをしている自分
=
存在して良い
と言う脳の書き換えが、無意識に進むんですね。ぜひ、やってみて欲しいと思います。
わたしを例にするだけでは、「あなただからできたんでしょ?」そんな風に感じる方もいると思います。明後日(10/6)にはこの、「無意味なアート表現」をやりきって、ご自身の月の乙女座を癒し、魅力的に変身した、シンガーソングライターの奏(かな)さんをご紹介したいと思います。
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セラピストでもある木星の、遠隔ヒーリングです。天体を素材として扱ったダイナミックな変容メソッド。必要な方に届きますように。 ▼