【2019参院選】多くの人達が「マスコミの沈黙」を批判したけれど
7月21日の参議院選挙、投票日を過ぎるまで、SNSにほとんど自分の意見を書けなかった。今、そのことについて考えてる。
マスコミがれいわ新選組の躍進を、1フレーズも報道しないのにはびっくりしたけれど。テレビや新聞は、スポンサー企業あっての子会社みたいになってるので、放っといたとして。(山本太郎さんの政策は、経団連が困る内容)
そして「大きな組織」を批判するより「自分に出来ること」を考えた方がパラダイムシフトが起こりやすいし、自分自身もハッピーになる気がするので。
マスコミではなく、わたし達の「選挙中の沈黙」について、書いてみようと思う。
わたしも含め、SNS上で「比例は『あの方』に入れると決めていますー」くらいの書き方で、
「れいわ新選組を、めちゃめちゃ応援しています!皆も一度、YouTubeの街頭演説動画、見てみて!!動画はこちら↓↓」
「わたしはオリーブの党派です!なぜなら、〇〇が××で、ここが素晴らしい!!」
みたいな、ストレートで厚みのある記事を挙げてる人は、少なくともわたしの周辺にはあまりいなかった。(日頃から政治について書いてるインフルエンサーは別として)
そしてわたしも何度も「書きたいなー」と思いながらできなかった。わたしが自分に「なんで、書かないの?」と問いて出てきたのは、
❶もともと政治に関心がなさすぎて、なんと書いていいか分からない。
❷占星術や自分の活動でSNSを活用してきたのに、突然、政治のことを書くのは気が引ける。
だった。
❶をもっと掘り下げると、「間違えるのが怖い」が出てきた。自分の年齢で、政治についての知識が中途半端なこと、それを露呈するのが恥ずかしい。
❷を掘り下げると、結局ブランディングの問題だ。
「自分が今まで築いてきたイメージが、壊れるんじゃないかな?」と言う恐れ。
「なに?この人、自分の支持政党をSNSでがんがん押すタイプだったの?」と思われて「ファンだった方や、友達だった方から距離を取られてしまうんじゃないか」みたいな恐れだ。
(↑ちょっと、頑張って開示してる)
どちらにしても、出てきた答えは「選挙の時くらい、いいじゃん」だった。
付焼刃的な知識でもいい。それすらも正直に書けばいい。
「〇〇さんの政策内容に感銘を受けたけど、これにもし課題があるとしたら何だろう?意見のある方いますか?」
と、投げかけてみたり。
「わたしは、〇〇が××で、この政党を応援する!」と発信した内容に、矛盾と誤りが見つかったら、「すみません、〇〇は△△でした。間違えました」と、後から訂正すればいいし。
支持政党の政策内容の「未熟さ」が後で露呈しても、「あんなに支持しといて恥ずかしい…」「あんなに熱く語って恥ずかしい」と思う必要はない。
失敗しない、完全無欠の政策などない。
だったら「熱と想い」を信じて指示すればいいし、「今から出来る範囲で」勉強すればいいし、同じ日本人に「応援よろしく!」と語り掛ければいい。
と言うか、そこからしか政治参加は始まらない。
そもそもこの「間違えたらこわい」「熱く語るのがこわい」が、自分を含め、多くの人をものすごく政治離れさせてると感じる。
これを100万人の小さな小さなインフルエンサーたち全員が、捨てたら。(と言うか日本人全員か。影響力0の人は、この世にいない)
もしかしたら選挙の結果は変わっていたかもしれないし、少なくとも投票率はもう少しアップしたと思う。
ブランディングの問題もそう。支持する政党が生まれた一人の日本人が、選挙の時期に自分の政治観を語ったり、支持政党について熱く語れないブランドなら、「それいる?」と改めて感じた。
多くの人達が「マスコミの沈黙」を批判したけれど・・・。
「選挙前は沈黙、選挙後に語る」傾向は、マスコミだけでなく、わたし達一人一人にもあったと思う。
多くの人が、この選挙に「熱いもの」を感じつつ、選挙中は強く自分の意見を押し出せなかった。「この政党を応援しよう!」と言う熱を発信できなかった。そして、選挙終了後に語り始めた。(もしくは沈黙を続けた)
その理由はそれぞれだと思うけど、たいていは前述した❶や❷に該当するか、その周辺にある、感情的な事情だと思う。
今、わたしは次の衆議院選に向けて、熱く語ったり、行動したりしていきたいと感じていて、正直「間違いだらけの発信をしよう!」と腹を決めた。
「無知だから、書かない」じゃなくて、「無知だから書く」。
「リクツ分からないけど感動した!」みたいな、感情ばりばりのブログ。
そんな「ダサい後ろ姿」を見せることで、「語ること」そのものの価値が上がっていって、小さな小さなインフルエンサーたち(日本人全員)が、それぞれ等身大の在り方で、政治を語り始めたら。
日本はそれだけで大きな、パラダイムシフトが起こると思う。
その巨大な変容は、きっと奇跡を起こす。大企業、政治家、マスコミと言う「大きな人達」を超えていくのは、小さな小さなわたし達の意志と行動しかない。
「熱さ」と「失敗」を恐れる日本人が、そこに「カッコよさ」を見いだせる世界を、わたしに出来るやり方で、一歩一歩作っていきたい。
占星術家 木星
木星さんのline@今なら【あなたの内なる星はヤサぐれ?イケてる?】が分かっちゃう♡
物語を読むだけで星が読めちゃうテキスト。『モッくまくんの星のレッスン』
セラピストでもある木星の、遠隔ヒーリングです。天体を素材として扱ったダイナミックな変容メソッド。必要な方に届きますように。
モッくまくんのオンライン占星術講座2期生募集は終了いたしました!ありがとうございました。