オラファー・エリアソン展、Olafur Eliassonギャラリートーク
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12/5の回に行ってきた、開場5分前から麻布台ヒルズギャラリーのMBに集い、50人くらいが閉館したギャラリーにて、一点一点作品説明を受ける。とても興味深い内容だった。
説明がなくてもギャラリー自体は楽しめるし、
説明PDFがギャラリー入口にあるQRコードで読める。今回はこの説明にプラスアルファ、たとえば開催にあたっての小噺みたいなのを交えてくれた。40分くらい。あとの20分は自由にギャラリー内鑑賞できる。
蛍の生物圏(マグマの流星)
Firefly biosphere (magma falling star)
目玉となっている蛍の生物圏、
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2023年の新作。ガラス職人がこの多面体を制作し、ギャラリーオープン5日前に、ガラスの表面に異常があり剥がれてる箇所みたいなものがあり、偶然にあった同じ形態のガラスへ代替したらしい。かなりヒヤッとしたらしい、目玉だし、パンフとかにもトップに載っているし。
終わりなき研究
The endless study
ドローイング実体験!
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なにが正解なのかは、ちょっと解説してくれていたと思うけどわからなかった…。幾何学模様の良し悪しみたいなものがあるっぽい(適当)
参加の前日に故障してしまっていたらしいのだが、ギャラリートークにどうにか間に合い実践してくれた。そしてA3サイズの既に出来上がっているドローイングを今回の参加者にプレゼントしてくれた。
瞬間の家
Your spilit second house
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Twitter(X)の画像にもある通り天井から水が三箇所でてるんですけど、三箇所の間は割と空間があるので濡れません、と説明してくれる方が先だって歩いていく、その後ろを恐る恐る歩む鑑賞者たち。
呼吸のための空気
The air we breathe
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2023年作品。多面体(11面体)がおりなす、不思議な展示物。ギャラリー外の麻布台ヒルズオフィスロビーに飾ってある《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》作品と同じ"亜鉛廃棄物"を使った環境を考えた作品。
亜鉛廃棄物、空中に浮遊していたりするのでこの廃棄物が作品になることで我々人間が吸い込まなかったりすることができるのだと。エントランスの映像も亜鉛廃棄物についてをオラファー・エリアソンが語っている。
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ダブル・スパイラル
Double spiral
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123758345/picture_pc_3955db4ab4be2fed34806300390c0b82.png?width=1200)
スタジオに三人しかいなかった時代の作品。
シンプルな自由曲線を使った螺旋が回転している。動画でなく写真だからわからないよね。
知覚に働きかけるもの、
…エッシャーの だましえ みたいなというのは個人の補足的感想。
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その他
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123758738/picture_pc_eb9bd0c4436c6beef69ab4e590eee27c.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123758748/picture_pc_c9b0e744bbb14cdee4545f892090d69f.png?width=1200)
壁の展示物も興味深い。
グリーンランドの氷河を溶かした作品。国連の気候変動会議にあわせて、グリーンランドの氷河から巨大な氷塊を取り出したその氷河を使用したらしい。
何万年前の気泡、空気が氷河の中に密封されており、これがこの作品と共に空気中にでてくるみたいなご説明があったかな。
あとテート美術館展 でも出会っているということをフォロワーさんの書き込みでみつけたよね。
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