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【違和感】あちこちで「違和感」。違和感による連帯感?

今は「違和感」流行りだそう。
ラノベもビジネス書も報道も、
作者というか主人公がまず違和感を
漏らして、共感・同感する支持者を
増やすのが定番になってきました。

違和感だらけ。 あちこちで違和感。
以前は、太宰治や大島弓子の
専売特許だった「世間とのズレ」も、
こんなに多出してしまうと、
もう「違和感」ではなくなって
「普通」になってしまいますね?
(笑)。

違和感。強いて言えば、
心が乗ってる座席シートの
座り心地の悪さでしょうか。

自分だけだから、
また、マイノリティだけだから、
意味を持った「違和感」も
全員が持っていたら、もはや
「当たり前」になりますね(笑)。

これはやはり、共感を求める現代の
私たちのメンタルによるのでしょう。

違和感による連帯感。
これはブログやらエッセイやら
一人称の氾濫と同根でしょうね。

ああ、ならばいっそ、
一人称を封印するためにも、
三人称でnoteでエッセイを
書けないものかしら?
三人称にしたら、それは
エッセイではなくなりますかね?

一人称では、書き手の自己認識力は
一向に向上しないんですよね?
やはり、三人称で、外部からの
視点で自分を客観視する時間を
もっと用意しないと、どんどん
自己認識力が甘くなる…。

それにしても、
一人称流行りで、違和感流行り。
私たちは孤独な時間がつくづく
嫌いというか、怖いらしい。
オリジナリティある言葉は
そんな孤独の時間の中で
見つかるものかもしれないのに…。

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