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パートで旦那の扶養から外れる条件って何?106万の壁?130万の壁?2022年から変わるって知ってた?

数あるブログの中から、私の記事に目を止めていただきありがとうございます。

初めて読んでいただいた方に簡単に私の自己紹介をさせて頂くと、北海道札幌市でお金の相談(保険、住宅ローン、資産運用)をお受けするファイナンシャル・プランナーの鈴木と申します。

<プロフィール>
鈴木淳也 37歳  FP事務所TLC代表
共働き家計専門のファイナンシャルプランナー。
家庭では、料理・家事・家計管理が好きな一児の息子がいるパパです。
大学卒業後、銀行に就職。仕事には満足していたが、仕事の都合で家族と離れ、転勤をする生活に疑問を感じ、自分の時間も作れて、且つ大好きな金融の仕事もできるファイナンシャルプランナーとして独立。
家族と趣味を大切にするため、時間を作るコツを常に考えています。

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本日は、「パートで旦那の扶養から外れる条件って何?106万の壁?130万の壁?2022年から変わるって知ってた?」というテーマで記事を書きました。

106万の壁とは?

皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、106万の壁とは何か?について触れていきたいと思います。

106万の壁とは、ご自身の勤務先で社会保険の加入義務が生じるラインの事を指します。

所謂この年収を超えたら社会保険に加入する必要があるかもよっていう事です。

しかし、106万の年収を超えたからと言って必ず社会保険に加入する必要があるわけではなく、これからご説明する次の5つの条件全てに該当する必要があります。

因みに年収130万を超えた方は、無条件で社会保険に加入しなければなりません。

5つの条件とは?

①労働時間が週20時間以上
②月の収入が8.8万以上
③勤務期間が1年以上
④勤務先の従業員が501人以上
⑤学生ではない

こちらの5つの条件全てに合致すると、社会保険に加入する必要があります。

年収106万の壁と言うのは、②月の収入8.8万×12ヵ月=105.6万(約106万)からきています。

また2022年と2024年では、加入条件が一部変更となります。

2022年10月~
③勤務期間が2カ月以上
④勤務先の従業員が101人以上
2024年10月~
④勤務先の従業員が51人以上

となり、現在までは大手の企業が対象となっていたのですが、中小企業も対象となります。

社会保険ってそもそも何?

社会保険とはそもそも何?と思われている方も多くいらっしゃると思います。

正社員又は契約社員の方であれば、殆どの場合ご自身の勤務先で加入しなければならないものです。

社会保険とは
簡単に言うと、社会保障の一つで、病気やケガ、加齢、出産、介護、失業、労働災害といったリスクに備える事ができるものです。

万が一のリスクに備えることができる、国の手厚い保険です。

社会保険に加入することで、手厚い保険に加入することができるため、例えば民間の生命保険に加入しているのであれば、そこまで保障範囲が広くなくても良いかもしれませんので、保険の見直しを検討したり、年金の上乗せ(厚生年金)が可能となるので、老後の長生きリスクにも備えることができます。

社会保険に加入するデメリットは無いの?

社会保険に加入するデメリットは無いのか?というところですが、あります。

それは社会保険料の負担を勤務先とご自身が半分ずつ負担しなければならず、同じくらい稼いだ場合、手取りは社会保険に加入した方が減ります。

仮に月の給料が88000円だったとすると、厚生年金保険料が約8000円、健康保険料が約4000円なので、約12,000円(会社も同額負担)の支払いが発生します。

社会保険に加入した方が良いの?

私個人的な意見としては、加入できるものであれば社会保険に加入した方が良いと思います。

そもそも社会保険は勤務先と保険料の支払いは折半です。

折角会社が負担してくれるものならしてもらって、手厚い保障を得た方が良いと考えます。

確かに社会保険に加入しても、稼ぎは変わらないのであれば社会保険に加入しない方が目先の手取り多いかもしれません。

しかし、もしあなたが実は106万や130万の壁を意識して、稼ぐ力を抑えているのであれば、収入を抑えるよりそれ以上に稼ぐ事に注力した方が、結果的に国の手厚い保障を得ることができますし、何より資産を作るにはその方が効率が良いと思います。

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