銀行員を辞めて保険営業マンになった時を思い出してみた(箸休め程度にお読みください)
今回のテーマは、
「銀行員を辞めて、保険営業マンになった時を思い出してみた」をドラマっぽく書いてみました。
ちょっとふざけていますが、読んでいて怒り狂わないでくださいね( ;∀;)ひ~
それではレッツゴー❗️
銀行を辞めたきっかけ
私は今のFP事務所を経営する前は、銀行員と保険営業を経験したんですね。
今回のお話しは、銀行員として勤めていた際にある出来事がきっかけで、銀行を退職するという話です。
ある日のことでした。銀行で仕事をしていた時、ある一本の電話が鳴るのです。
「ぷるるる、ぷるるる」と。
そして電話に出た女性が、私にこう言ってくるのです。
女性「鈴木さん、お電話です」
私「誰から?」
女性「〇〇生命さんからです」
私「???」
私には理解できませんでした。というのも、当時お恥ずかしながら生命保険には一切加入しておらず、無保険状態だった為です。
それなのに私に保険会社から電話???となるわけです。
まさか保険屋が私に売り込みに掛けてきたのでは?と勘繰り、怖すぎて居留守を使うのです。
私「ホントごめん、いないことにしといて」と。
そして数日後、また電話が鳴るのです。
「ぷるるる、ぷるるる」いや、「ぷるる、ぷるる」だったかな…
どちらでもいいか。(笑)
電話に出た女性がまた私にこういうのです。
女性「〇〇生命(同じ保険会社)さんからお電話です」
さすがにそろそろ出ないとまずいかなと思い、恐る恐る電話にでるのです。
この時、「絶対売り込まれないぞ。断るんだ」と、強い意志で立ち向かおうとしました。
すると出たのは優しそうな声の女性だったのです。
「えっ、保険屋なのに女性??」
世間では保険レディーのイメージが強く、
保険屋=女性
なのですが、私が銀行員時代に出会った保険営業マンは男性だった為、まさか女性が出てくると思わなかったわけですね。
そして電話は続きます。
女性「この度ご連絡したのは、鈴木様をヘッドハンティングする為です」
と。
私「は?ヘッ、ヘッド…??」
頭がごちゃごちゃになった私は、恐らくその時はもうタジタジになっていたことでしょう。
まさか売り込みだと思っていたのですが、勧誘だったのです。
そしてようやく意図を理解しました。
「保険営業の勧誘かー、いや働くの無理でしょ」となるわけです。いや、無理でしょ普通に考えて。
そこで
私「いやー、無理ですね」
と伝えると、女性より
女性「鈴木様はある方から大変優秀な方だと伺っています。一度面談してみては?とご紹介を頂き今回お電話をさせて頂きました。是非そのような方とお会いしたいと、◯◯(偉い人)も申しており、一度ご面会をお願いしたいのですが」
とこのように言われるのです。
銀行員時代の私は、面と向かって人から褒められることが少なかった為、いくら抽象的な表現だったとしても、
「鈴木様は大変優秀な方」
という表現に内心にやにやが止まりませんでした。
「そうかー、俺優秀なの?てへ」
こんな感じだったかどうかは忘れましたが、とりあえず浮かれていたのは今でも覚えています。
因みに余談ですが、この事も踏まえ後から学んだのですが、人を褒めるときは抽象的な言い回しが効果的なんです。
ただ直接的な言い方は逆効果につながる事もあります。突然
「鈴木さんってめっちゃイケメンですね」
なんて言われたら、こいつ馬鹿にしてんのかな?と絶対疑います。
誰がブサイクじゃ(笑)
と話を戻して、でも色々考えた挙句、やはり保険営業なんてできないと思い、丁重にお断りをしようとすると、
女性「かしこまりました。しかし、また後日改めてお電話差し上げますね」
と次回電話をする旨言われ、切れてしまいました。
立て続けのオファー
電話が切れた後、なぜかその会社の事が気になり始め、調べるのです。
なんせ保険営業なんてどんなものか想像が付かないからです。
私の中での保険営業は、唯一1人だけ思い出せるのですが、その方は私が銀行に入ったばかりの時に先輩から紹介された方です。
先輩「俺の友達の保険屋の話しを聞いてやってくれないか?入らなくていいから」
ということを言われ、まあ入らなくて良いならということであまり深く考えず会うことにしたのです。
その方とお会いした時に、ライフプランシミュレーションと言って、将来の収入と支出のシミュレーションを無料でしてもらいました。
そして最後にその保険マンから
「ところで保険はどうですか?」
と聞かれたので?
私「え?話を聞くだけだったのでは?」
と、付き合い始める前の男女の攻防みたいな感じ(どんな感じ?)になり、少し険悪な雰囲気になったのですが、その方もそれ以上無理な勧誘はしてこず、その後は穏やかになり、嫌な印象はありませんでした。
今思えばその方は優しい方だったのでしょう。札幌からわざわざ稚内(北海道の最果て)まで来て、何も契約せずに札幌に帰ったわけですから、たまったものではないでしょう。
加入する気も無いなら話しすら聞くべきでは無かったと今では反省しています(当時の保険屋さん、ごめんなさい)。
保険営業と言えばライフプランシミュレーションみたいなクリーンなイメージがあったのですが、それでも一応情報収集だけでもしておこうかなと考え、調べるのです。
するとネットには
年収3000万円は余裕
とか
平均年収は800万円台
とか良い事が書かれているじゃないですか。煌びやか過ぎる、まぶしーっとなるのと同時に別の記事を読むと、愕然とします。
保険営業の末路
とか
保険営業は3年で93%が廃業
とか、良い事と悪い事の情報のミルフィーユ状態が続き、とりあえずヤバイ世界なのは事実だと悟りました。
到底私のようなぬくぬくと銀行で仕事をしている人間には無理と結論付け、やっぱり転職を考えるのは辞めようと思ったのです。
そして再び銀行で仕事をしているある日、ある一通の手紙が届くのです。
それは前回電話がきていた保険会社と別の保険会社のものでした。
達筆な字で
「あなたをヘッドハンティングしたい」
というような内容の手紙でした。
正直ちょっと怖かったです。体育会系のノリのような雰囲気を感じ、恐らく私とは性質が合わない会社だなと、この時点でシャットダウンしたのですが、なんだか保険会社から立て続けに連絡が来たので、もしかすると自分には保険の仕事が向いているのではないかと思い始めるのです。
「鈴木さんは大変優秀な方」
というお世辞も耳から離れません。
そして、また〇〇保険から電話が来るのです。
女性「お会いするだけでも如何でしょうか?特に強引な勧誘はしません」
と何度も言われ、会わないでそのまま無下に断るのも悪い気がしてきたのと、色んな考察もあり、とりあえずそのオファーをしている偉い人に話を聞くだけでも良いかなと会うことにするのです。
それが地獄の始まりだとは誰もが予想しなかった…
おわり
と、話が長くなりそうでしたので今回はここまでにしたいと思います。もしこの記事が面白いと思って頂いた方が多ければ、続編を書きたいと思います。
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