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研修で「教えないこと」を決める。
2024-07-09
#業務改善 や #DX推進 を担う人材を、どう育てるのか?社内外のみなさんと議論することの多いテーマです。「これも教えたほうがよい」「あれも必要だ」と教えることが山積みになります。「本当に今、全部教えなければいけないのでしょうか?」と確認するようにしています。
▼研修に使えるリソースは有限。
#社内研修 だと、講師は通常業務と兼務であることも少なくありません。時間も、人手も限られている。だから、 #やることを絞る 必要がある。もし仮に、 #リソース が潤沢に用意できたとしても、「あれも」「これも」と詰め込むと、 #受講者 はついていくのに必死になる。結局、頭に何も残らず、やり遂げた達成感だけを手にすることもあります。「教えないこと」を決め、「これだけは絶対教えること」を絞ることが大切です。
▼物事には、適切なタイミングがある。
#業務改善 のコツのなかには、ある程度、実践経験をつまないと「腹落ちしにくいコツ」もあります。初心者は #プロジェクト で苦労した経験がないため、「そんなものか…」と気楽に受け取る。 #プロジェクト で悪戦苦闘した人からすると、「あの時の苦労の原因はここか…」とグサッと刺さる。同じ内容を同じ講師が語ったとしても、受け手側の状況次第で刺さり方が違う。「今、何を教えるべきなのか?」の見極めが大切です。
▼普遍的な「本質」に絞り込む。
#研修 で何を教えるべきなのか?「 #普遍的の真理 」に近い内容に絞るようにしています。時代が流れても、共通して必要な物事の捉え方、視点、マインドなどです。本質的なものはシンプルであり、教えることも絞れます。シンプルだからこそ、月日が流れても、同じ研修コンテンツが使える。研修内容が「教科書的」に使えれば、 #プロジェクト で壁にぶつかるたびに立ち返り、本質の理解をすこしずつ深めることができる。
受講者の状況を踏まえ、「今、本当に必要なもの」に絞り、コンパクトに届ける。足し算ではなく、 #引き算 で #研修コンテンツ を検討していきたいです。
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