特集「【森岡毅】日本企業をむしばむ、上下関係の3つの呪い」についての考察
https://newspicks.com/news/2713925/body/?ref=user_1859353
ここの記事で問題視されている事は、一言で言うと「差別」だと思います。
差別が人間関係を規制して、年功や役職よって見立てられてしまうと、人は見立てられた様にしか行動しなくなる、なぜならその見立てや関係性が、その人の組織におけるアイデンティティ(皆から認められた役割)になるから。
複数の中小企業や組織で働いてくると、社歴だけ無駄に長くて向上心の無い上位役職者(おつぼね様含む)が企業に居座り威張り腐るという状況に高確率で出くわします。
その風通し悪さに嫌気がさして、志しある新入社員は辞めてしまうという悪夢の様な構造です。(そもそも業務のオペレーションが悪くて業務内容を属人化せざるを得ない環境下だったりする経営的問題も相まって、)
そして、この構造で最も印象的なのが、後輩社員もそのうち先輩に上がればその理不尽な年功の利権にあやかれる事です。
そこで、その利権を与えるのが、その上位役職者の「先輩になったんだから後輩より楽をさせてやるからな」という甘い言葉なんです。これにより上位役職者は自分の威厳を正当化し、悪しき文化が伝承されていくのです。
同等に、フェアネスに、、
やはりプロテスタンティズムだけが成せる技なんでしょうか。
儒教の精神が残る日本ではこの問題は一筋縄ではいかないかもしれません。
私も同記事に同感です。どうにか、日本全体の文化の変化に寄与したいです。