記事「なぜ日本男は劣等感が強いのか」についての考察

https://www.lindenbaum-jp.com/spiritual/13925

実は「謝ったら死ぬ病」は代々受け継がれて来たカッコいい日本男児像なんです。

>間違っているところを指摘したらふくれる。その場で間違いを認めない。 だけど、間違いは間違いだから、あとから確認するとこそっと自分で直していたりする。だけど、こちらには「直した」とはひとことも言わない。明らかに直しているにもかかわらず。

カッコいい男気溢れる日本男児は、それ故に議論が苦手です。正確に言うと議論ができません。自身の間違いを認められないので喧嘩になります。苦笑
だからこそ、本質は突かず、ぼやかして、空気を読みあい、阿吽の呼吸で衝突を避けるのです(それは僕には無意味なポーズに思えます)。※正当に議論しようとする者からしてみると、その様子はルサンチマン(ニーチェの言葉)に映るとも言えます。

因みに僕は、空気をたまにあえて読まず、本質を突きたがり、間違いをすぐに認めるカッコ悪い男性?(男社会では)ですが、女性からはその点、これまで重宝がられてきた側面があるように思います。

僕はこの現象を、不可解に思って長年に渡りサーベイしてきました。

そして分かった事は、これには古典的な年功序列や男尊女卑の思想が根底に横たわっており、男から男へ代々受け継がれてきた、「男というものはこういうものだ」という教えであるという事です。
また、劣等感についても記事の指摘は的確で、これは年功序列思想が由来です。いくら論理的に一理ある正論を言っても、年少者ゆえにその意見を年長者に蔑ろにされてきた鬱憤が、劣等感として表れてしまっているのです(若い頃の男は、一部を除き誰もが虐げられて育ちます)。
それは分かりやすく言うと、幼少期のトラウマに近いもので、半ば無意識で悪気はありません。

これも、儒教の影響や島国日本というナショナリズムが起因していると考えることが出来そうです。

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