恋愛サスティナビリティ

https://www.houdoukyoku.jp/posts/23255

NPに投稿した上記記事に関連するアーカイブです。

恋愛の成就、恋愛サスティナビリティー(恋愛の継続性)のキーワードは「後腐れ」です。

簡単に整理しますと、、

・後腐れがあるか、ないか。また、その腐るまでに情が芽生えるか、芽生えないか。

・別れた後の世間の体裁が悪くなるか否か(知人の紹介などで別れると気まずい、若しくは止められる)

が、サスティナビリティの決めてになってくるのではないでしょうか?

最近、広告で溢れ返っている、いわゆるこれらの「マッチングアプリ」は、元来のグレーな「出合い系サイト」のイメージと比べると、クリーンで正統派にブランディングをされています。
しかし、人間関係の切り口で見れば、後腐れがないから関係を断ちやすいし、体裁を気にしなくていいので、すぐ次に乗り換える事が可能で、恋愛サスティナビリティー(恋愛の継続性)が低くくなってしまう懸念がおおいにあります。

日本人の我々がよく使う言葉の「ご縁」は、そもそも仏教哲学の「縁起」という概念から来ていて、曼荼羅の様に複数の人と人を取り巻く複雑なネットワークと、それに接続すると自分との関係性が、「自分」と「他者」との関係を型取る(明確にする)と考えるそうです。
この考えで言えば、「マッチングアプリ」が自分と相手(彼、彼女)を結ぶ、唯一の線だとすると、そのご縁はものすごく細いものになると考えられます。
リアルの出合いだったら、共通の知り合いがいたり、定期的に居合わせる事があったり(通学、通勤のバスが一緒だったり)という、外部性の影響下にありますが、前者ではそれがありません。

改善策としては、やはり知り合った者同士、お互い既存に所属するコミュニティに参加し合ったりして、関係性を深めるしかないと思います。今後はデジタルネイチャーの時代ですからネットで知り合うのは当たり前になると思います。

(以上を踏まえてメール(LINE)やアプリを使いこなす)
デジタルリテラシー = 恋愛上手
の式が成り立つのも、すぐそこまで来ています。

いいなと思ったら応援しよう!