アクリル絵の具で「冬の星空🌟」を描く
Youtubeへの動画アップ。254回目は「冬の星空」です。
今回もF4サイズのキャンバスで描きました。正方形と違い、F4サイズのメリットは横長の風景を描くことができます。広角に風景を切り取ることができるので、今回のような空いっぱいに広がる風景を描くときは迫力がある絵になりますよね！
私が使用しているF4サイズは正方形のキャンバスよりも少しお値段が高いだけなので、とりあえず在庫として購入し、用途によって正方形かF4か使い分けています。たまに円形や正方形のブラックキャンバス（近日描く予定）も使用していますので、楽しみにしていてくださいね！
絵のポイント
今回のポイントは
星空
です。
星空というよりも天の川に近いかもしれませんね。
今回はスポンジは多用（最後の仕上げ程度）せず、フィルバートブラシで描いています。水分はほとんどつけず、カスレをうまく利用し、背景と馴染ませるように描いています。
色の種類は3パターン程度（青、水色、白）使い分けています。最後はハイライトとしてTitanium Whiteを使用しています。仕上げのハイライトはやりすぎに注意が必要です。
ハイライトだらけになると、何がハイライトかわからないようになっちゃいますよね。なので、バランスを考え、適材適所にハイライトをつけるようにしています。
小さい星は、白と水分を含んだファンブラシで散りばめています。一般的にスパッタリングと呼ばれる技法になります。網目素材がないので、今回は別の筆をクッションにファンブラシを叩いています。
注意点としては、
絵の具を十分水に溶かすこと。
筆に水分をつけすぎないこと。
必ず本番前に一度練習してくださいね。ボトッと、白玉が落ちてしまうと悲劇ですw
また今回は使用していませんが、歯ブラシもよく使用しています。歯ブラシの場合はファンブラシよりも細かな星を作ることができるので、1個画材用に購入しください！普段使用している歯ブラシでOKですが、ブラシが細かめのものを選ぶようにしてください。
慣れてくると、範囲を定めて星の大小・多い少ないをコントロールすることができます！スパッタリング技法は楽しいので、ぜひチャレンジしてくださいね！
注目の道具
今回の注目の道具は「フィルバートブラシ」です。
フィルバートブラシは基本平筆ですが、先端に沿って山なりの形状になっているので、細い線を描く際に重宝します。サイズも豊富で、私は一番大きいサイズで、背景の塗りの仕上げに、小さいサイズでは今回のような天の川や雲を描く際のベースとして使用しています。
毛の種類は動物の毛とナイロンがありますが、断然おすすめは動物の毛（イタチや豚など）です。
値段はナイロンよりも高めですが、塗りやすさや絵の具の付着度合いが全然違いますので、購入する際は動物の毛にしましょう。
今回の作画風景をご覧いただけます
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