トムヤンクンはスーパーフード
『今日は風邪気味なので薬代わりにトムヤンクンを飲みに来た』というお客様がたまにクワンチャイにお越しになられます。そうなんです、トムヤンクンはスーパーフードなのです。今を振り返る事200年。タイのシャム王朝の王妃様が病弱なので宮廷料理人が考え出したのがトムヤンクンなのです。
ですから通常のタイ料理と異なりトムヤンクンは薬膳スープともいえます。
トムヤンクンには様々な種類があり唐辛子色をした赤色からクリアスープまで様々な種類があります。『トム』 とは煮る、茹でる等 スープの意味。『ヤム』とは混ぜるの意味。『クン』は海老の意味。だから『タイハーブや出汁を混ぜた海老のスープ』がトムヤンクンの意味なのです。このスープはお店によってさまざまな製法があり単に辛いだけ、酸っぱいだけのスープを提供している店もありますが一応美味しくなく薬効も無いけどトムヤンクンを出している事になります。
クワンチャイでは宮廷料理人が考案した美味しい、スーパーフードとしてのトムヤンクンを再現すべく8種類以上のタイハーブや薬味と旨味つくりの為甲殻類や鶏ガラの出汁を加えた栄養と薬効十分のスープを提供しています。
また保存が難しいので冷凍保存か出来る限り作り立てを提供しています。
また『クン』海老 を使わない『プラー』魚 を使った『トムヤムプラー』をクワンチャイは刺身でも使える活けの朝獲れ鮮魚を‐30度で瞬間冷凍してお客様に提供して好評を博しています。タイでは雷魚やナマズを使用しているので泥臭いですがクワンチャイの魚はタイよりも圧倒的に新鮮で美味しいと自負しています。これこそ世界の三大スープと評価されると思います。