【検証】週刊 新聞折込チラシ分析(6/9-15)
小売店の販促・デザイン担当として、年間400案件近くの店鋪販促を管理する筆者が新聞折り込みチラシを一枚一枚チェック。
分析結果を報告する記事です。
企業で販促を担当する上で、知っておくと意外と役に立つかも!
少しでも参考になれば嬉しいです。
※分析する目的については、前回の記事に書いています。良ければこちらもご覧ください。
■検証結果 6/9(水)~15(火)
1週間のチラシ合計は70枚でした。
先週が69枚だったため、ほぼ同数でした。
月曜日が休刊日ということを加味すると若干枚数は多い印象を受けました。曜日別で比較すると、「火曜日」の17枚が最も多い結果に。
業種別に分類してみると「引っ越し・掃除・買取・葬儀」が最も多い10枚でした。
そのほとんどが買取専門店で、1日に同じ企業から4枚折りこみされていたのは、ビックリでした。
(印刷・配布単価も安くないのになあ~。と感じてしまうのは職業病ですね・・・)
「その他」は、この時期ならではの選挙関連のチラシが多く見られました。
■今週のNo.1クリエイティブ
<企画・レイアウト部門>
B&D さん
2色刷りながら、目立たせたいところ(20%off)が目立つバランスの良さが好感持てます。「このチラシが届いた方限定」というのも、優越感をくれますね。
<コピー部門>
食パン/ラ・パンさん
いろんな人に楽しんで欲しいから、選び方もちょっと多くしました。
シンプルな表現ですが、様々なターゲットを振り向かせようとするコピーは参考になりました。
■まとめ
東京都の緊急事態宣言は解除されたものの、まだ企業は広告に対して慎重姿勢のようです。ここから「小売店」や「旅行・レジャー」関連の巻き返しを期待したいところですね。
※新聞社=朝日新聞(朝刊)※調査エリア=東京都狛江市西和泉