【検証】週刊 新聞折込チラシ分析(6/16-22)
小売店の販促・デザイン担当として、年間400案件近くの店鋪販促を管理する筆者が新聞折り込みチラシを一枚一枚チェック。
分析結果を報告する記事です。
企業で販促を担当する上で、知っておくと意外と役に立つかも!
少しでも参考になれば嬉しいです。
※分析する目的については、前回の記事に書いています。良ければこちらもご覧ください。
本題の前に自己紹介
トシミツジュンといいます。
日本で2番目に小さい市、東京都/狛江市に住む会社員です。
今の会社で入社当初は、インハウスデザイナーとして約300店舗で使用するPOP・チラシなどの紙媒体やWebバナーなどを制作していました。
最近では、趣味の料理・カメラの経験を活かして『料理撮影』をSNSで投稿したり、キャッチコピー・Webライティングなどの『言葉を扱う』クリエイティブにも挑戦しています。
自身のスキルを通じて、様々な手助けをしたく、広告・販促領域における《職業カメレオン》を名乗っています。
検証結果 6/16(水)~22(火)
1週間のチラシ合計は68枚でした。
過去2週と比較して、ほぼ同数でした。
曜日別の枚数は、水曜と土曜の13枚がトップ。次いで月曜の12枚となりました。
業種別に分類してみると先週に引き続き「引っ越し・掃除・買取・葬儀」が
最も多い11枚でした。
貴金属の買取専門店と、葬儀会社が3枚ずつとトータル11枚の半数を占めていました。スーパーや小売も前週と比較して、徐々に増えてきた印象を受けました。
今週のNo.1クリエイティブ
<企画・レイアウト部門>
デイリーコープさん
・表裏の文字組み
・3つのメリット訴求
・配達員さんの写真で信頼性をアピール
・メインのシズル写真 etc・・・
よほどの手練れが制作をしているんだな、と勉強になります。
明朝体のフォントも、ターゲット層を意識した落ち着きがあって狙いがうかがえますね。
<コピー部門>
デイリーコープさん
家事に、無理はしないと決めた。
子どもたちが巣立ち夫婦二人だけの暮らしになって一年、
二人分の献立を考えるのは意外と大変だ。
栄養バランスがとれた食事に、四季折々の食材だって楽しみたい。
けれど品数を多くは作れないし、食材も余らせてしまう。
「献立の悩みから解放される日はこないのかな・・・」
もっと自分たちのために時間を使ってもいいのかもしれない。
舞菜という暮らしの選択肢。
夫婦の時間と心に余裕が生まれた。
今回は、クリエイティブ部門との2冠とさせていただきました!!
特に秀逸なのがボディコピー。
『品目』というモノサシで一貫して書かれているので、読後感がすがすがしいですね。気を抜くと「安い」とか入れちゃいそうなところをしっかりとモノサシを定めている点は、勉強になります。
まとめ
今回までの3週分を集計してみると、店舗間での配布エリア調整を
している企業・店舗って意外と少ないんだな、という点に気づきました。
私が所属している会社では、代理店さんの担当者がエリア重複を
かなり細かく見てくれており、未然に防ぐことが出来ています。
賞賛を浴びることが少ない、何気ない業務にも改めて感謝の気持ちを持とうと感じた今回の検証でした。
※新聞社=朝日新聞(朝刊)※調査エリア=東京都狛江市西和泉
※新聞社=朝日新聞(朝刊)※調査エリア=東京都狛江市西和泉