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シゴデキジャイアンの仕事術


概要

しごできジャイアンというアカウントがX上で彗星のように現れました。

のび太のメンターという立ち位置で、のび太に向けてビジネスパーソンとしてのあり方を説く100ポストは、外資系コンサルでも意識すべきものが多数含まれていたため、コンサルの働き方に当てはめてタイプ分類してみたのが以下の図解です。

これらを4つの観点で次のように要約してみました。

聴く:

伝える:

段取る:

動かす:



傾向を見ると、ジャイアンは段取りを特に重要視していたようです。チームワークで成果を出すことの大切さに多く触れることで、一人で抱え込まずに周りに頼って仕事をしてほしいとのび太に伝えたかったのでしょう。

チームメンバー一人ひとりがこれを意識すれば、仕事はもっとやりやすくなりますね。

詳細:

なお、98個の内容は以下の通り。

1. 「お前の仕事は全部俺のものだ」

チームで働く以上、他人の仕事も「自分事」として取り組む姿勢が重要だ。主体的に動くことで、信頼を得られる。


2. 「炎上案件の要員募集は2名までだ」

適切な人数と役割分担を意識し、チームの力を最大化せよ。多すぎる人員は効率を下げる。


3. 「感情を出せ。距離は感情で縮まる」

相手と良い関係を築きたいなら、事実だけでなく「自分がどう感じたか」を伝えよう。感情が信頼を生む。


4. 「メールは必ず俺をccに入れろ」

情報共有は信頼の基盤。小さなことでも漏れを防ぎ、関係者全員が同じ情報を持つことが大事だ。


5. 「13時から打ち合わせってことで、メシ行こうぜ」

ランチタイムにリラックスできる場を設けるのも、仕事を効率よく進めるための一環だ。


6. 「部長には『相談してた』って言っといたぞ」

上司へのフォローは大事なスキル。誤解が生まれないように、伝え方や対応を工夫しよう。


7. 「生兵法は怪我の元だ」

中途半端な知識で動くと失敗する。分からないことは学び、分からないまま進めないことが重要だ。


8. 「進捗90%からが本当の勝負だ」

最後の10%で油断すると大きなミスを生む。仕上げの段階ほど、慎重かつ細かく取り組むべきだ。


9. 「日曜の夜はスマホを置いて早く寝ろ」

週明けのスタートを切るためには、日曜日の夜にしっかり休むことが不可欠だ。心身を整えよう。


10. 「月末の提出物は朝一で片付けろ」

締切に追われるストレスを防ぐためにも、早めの対応が肝心だ。月末は計画的に動こう。


11. 「喫煙所で大事なことを決めるのはやめろ、と部長に言っておいた」

重要な決定は、全員が確認できる場で行うべきだ。非公式な場での決定は混乱を招きやすい。


12. 「冷めるから先に食え」

チャンスも食事も待っていると価値が下がる。迷わず行動することが大切だ。


13. 「会議の開始時間は9時と13時ちょうどを避けろ」

開始時間を15分ずらすことで、参加者に準備の余裕を持たせ、集中しやすくする工夫を。


14. 「定時になったらさっさと帰ろう」

効率よく働き、定時で切り上げることが仕事の質を上げる秘訣だ。


15. 「明日でもいいことは明日にしろ」

無理に今日中に片付けようとせず、優先順位を見極め、無理のないペースで進める。


16. 「要はバランスだ」

仕事も人間関係も、辛すぎず楽すぎないちょうど良い塩梅を見つけるのが成功の秘訣。


17. 「目標シートは適当に書くな」

目標を立てる力が評価を左右する。具体的で実現可能な目標をしっかり設定しよう。


18. 「今日は月初で期初だ、気合を入れろ」

新しいスタートには計画と気合が重要。良い流れを作るための準備を怠らないこと。


19. 「有給を取りたいなら先に予定を決めろ」

忙しさに追われて休むタイミングを失わないよう、計画的に日程をブロックしておこう。


20. 「簡単なタスクはその場で片付けろ」

アンケートや短時間で終わる作業は、後回しにせず即座に対応する習慣を身につけよう。


21. 「昼飯は腹八分目にしろ、でも大盛り無料は断れない」

午後も集中力を維持するためには食べ過ぎを避けるべし。ただし、楽しみも大事。


22. 「コーヒーブレイクは必要だ」

短い休憩を挟むことで、リフレッシュし、仕事の効率が上がる。


23. 「残業時間はちゃんと勤怠に付けろ」

面倒でも正確な記録を怠るな。不正と見なされるリスクを避けるための基本だ。


24. 「会議にはアジェンダ1ページを用意しろ」

話の脱線を防ぎ、効率よく議論を進めるために、簡単な議題を用意しておくべき。


25. 「水曜日が一番しんどいけど、乗り切れば楽になる」

週の中日を耐えることで、ゴールが近づく。


26. 「顧客との打ち合わせは人数バランスを考えろ」

相手の人数に合わせることで、会議の効率と雰囲気を調整しやすくなる。


27. 「目先の作業だけでなく、全体の流れを意識しろ」

業務の背景や次の工程を理解して動けば、より効率的で成果につながる仕事ができる。


28. 「早めに移動して、リラックスしてから打ち合わせに臨め」

余裕を持って行動することで、心にも余裕が生まれ、良い結果を生む。


29. 「木曜日も辛いが、あと1日だ!」

週末を目前に控え、もうひと踏ん張りする気力を持とう。


30. 「金曜日なら不思議と頑張れる」

週の終わりは気持ちが軽くなる日。最後の力を振り絞って、楽しい週末を迎えよう。


31. 「余裕があるなら、目の前のタスクを拾え」

誰も手を付けない些細な仕事をこなしていると、意外と見てくれている人がいるものだ。


32. 「土日にやればいい、は良くない習慣だ」

休むための時間を確保するためにも、平日に仕事を終わらせよう。


33. 「お客様とプライベートで仲良くなるのは強さだ」

個人的な関係が、仕事の円滑さや信頼を築く力になる場合もある。


34. 「『頑張り』と『注意』頼りの仕組みは危険だ」

仕組み自体を改善するか、リカバリの方法を整えておくべきだ。


35. 「やったことないからできない、は当たり前だ」

新しいことに挑戦する意識が、成長の第一歩だ。


36. 「月曜日はほどほどに頑張れ」

週の始まりは無理をせず、自分のペースを保つことが重要だ。


37. 「在宅勤務はコミュニケーション能力が鍵だ」

状況が伝わりにくい分、意識して周囲との連携を図る必要がある。


38. 「名前の表記ミスは大きな信頼の損失に繋がる」

細かな表記にも気を配り、相手への敬意を示そう。


39. 「天気が悪いと気分が乗らない、それでも出社しよう」

小さなことに左右されず、仕事をする意識が大切だ。


40. 「会議資料は見やすいように工夫しろ」

参加者の役職や状況を考慮し、大きめの文字や分かりやすい構成を心がけよう。


41. 「頼んだことは何度もリマインドせよ」

相手が「やってくれているはず」と思い込むのは危険。しつこいくらいの確認が仕事を確実に進める鍵だ。


42. 「水曜日がしんどいのは誰もが同じだ」

週の真ん中は辛いもの。それでも日々を乗り切る意識を持とう。


43. 「報連相で負けるな、聞かれる前に報告せよ」

「あれどうなってる?」と聞かれる前に自分から報告する習慣をつけることで信頼を得られる。


44. 「昼休みは状況に応じて柔軟に対応せよ」

前の会議が長引いても、少しでも休憩を取り体力と集中力を保つことが重要だ。


45. 「やる時はやるヤツ、と見られる行動を」

遅くなったとしても真剣に取り組む姿勢が周囲の評価を高める。


46. 「最初の印象がレッテルになる」

「やる時はやるヤツ」と思わせる最初の姿勢が、その後の評価を左右する。


47. 「違和感を大事にせよ」

小さな違和感を見逃すと後々大きな問題になることがある。一応確認する癖をつけよう。


48. 「休みを楽しむために仕事を片付けろ」

三連休前は、心置きなく休めるようにタスクをしっかり終わらせるのが鉄則だ。


49. 「質問は提案型に変えよ」

「どうしたらいいですか?」ではなく、「こうすればいいですか?」と聞くことで、成長した姿勢を示せる。


50. 「次の仕事までの間にしっかり休む意識を」

仕事が終わればしっかりリフレッシュし、次の火曜日に備えよう。


51. 「アラームを切れ、週末はゆっくり休め」

普段の習慣で目覚ましを忘れていると、せっかくの休みが台無しになる。リフレッシュのためにも工夫を。


52. 「アラームを戻すのを忘れるな」

休み明けのスタートをスムーズに切るためには、次の日の準備を怠らないこと。


53. 「4日しかない週は忙しいが得した気分で乗り切れ」

短い週でも仕事量は変わらないことが多い。効率的に動いて乗り越えよう。


54. 「出張の予定は自由時間も考慮せよ」

移動時間は自分のペースで過ごせるよう調整を工夫し、出張を充実したものにしよう。


55. 「定時退社日を活用して計画的に動け」

水曜日は早めに仕事を終わらせる意識を持ち、リズムを整える機会にする。


56. 「業務はいつでも誰かに引き継げる状態にしておけ」

自分がいないことで仕事が止まるのはリスク。シンプルで分かりやすい形に整備することが重要だ。


57. 「体調不良で有給を使うより、元気なうちに楽しむために使え」

計画的に休みを取ることで、心身のリフレッシュと仕事の効率向上を図れる。


58. 「人事に突っつかれる前に休みの計画を立てろ」

休むタイミングを後回しにせず、積極的にスケジュールを押さえておくのが賢明だ。


59. 「パワポはセンスじゃなくテクニックで作れる」

スライド作成はスキルの習得でカバー可能。基礎を学ぶことで一気に上達する。


60. 「金曜日はあと1日を乗り切る力が湧く日だ」

週末を楽しむために、ラストスパートを意識して仕事に取り組もう。


61. 「保険料控除証明書はすぐに整理せよ」

年末調整で慌てないためにも、重要書類は届いたその日にクリアファイルに入れておこう。


62. 「レスポンスの速さは最強のスキルだ」

どんなに能力が高くても、反応が遅いと信頼を失う。早い対応を心がけよう。


63. 「飲みの誘いは人間関係を築くチャンスだ」

たまの飲み会はリフレッシュだけでなく、コミュニケーションのきっかけにもなる。


64. 「週明けはリフレッシュした気持ちでスタートしよう」

休み明けは気温や体調の変化に注意しながら、新しい週に取り組む意識を持とう。


65. 「月曜朝9時の会議は避けろ」

週の始まりに重い予定を入れるのは避け、スムーズなスタートを切るための配慮を。


66. 「自己評価は謙虚になるな、高めにつけろ」

自分の評価を低く見積もると損をする。上司が評価を覆してくれることを期待するな。


67. 「三連休明けはギアを上げて動け」

連休後はいつも以上にしんどく感じるが、切り替えを意識して仕事を進めよう。


68. 「手段を磨くことも目的の一部だ」

目的に向かうには、最初は手段をしっかり磨くことから始めるべきだ。


69. 「予定は全て予定表に入れろ」

タスク漏れ防止や周囲との調整のため、スケジュールは共有可能な形で管理しよう。


70. 「部長の『5分』は1時間だと思え」

上司に呼ばれたら、長時間拘束される前提で心構えをしておくべきだ。


71. 「水曜日はさっさと切り上げろ」

週の真ん中にしっかりやるべきことを終わらせ、早く帰ることで心身のリズムを整えよう。


72. 「eラーニングは早めに終わらせろ」

後回しにすると「やっていない人リスト」に載り、悪い印象を与える。早めの対応が信頼を生む。


73. 「晴れの日は気持ちも晴れやかに」

天気の良い木曜日には、気分を切り替え、あと2日をしっかり乗り切る意識を持とう。


74. 「予算と決裁フローを把握しろ」

お客様の決裁プロセスを理解することで、提案のタイミングや確度を高めることができる。


75. 「WEB会議は早めにログインして雑談せよ」

早めの参加は、お客様との関係を和らげ、スムーズな会議進行に繋がる。


76. 「暇な時間は大きな変化の兆候だ」

突然暇になったときは、大きなトラブルの前触れかもしれない。注意深く状況を見極めよう。


77. 「金曜日には週明けの準備を整えろ」

自分が休みの間に問題が起きないよう、必要な確認事項を金曜日中に片付けておこう。


78. 「全体会議は念のためリマインドせよ」

会議案内やURLを再送しておくことで、準備不足や忘れを防ぐことができる。


79. 「杓子定規な仕事は嫌われる」

融通が利きすぎても、効かなすぎても問題。経験を通じてバランス感覚を磨こう。


80. 「休みの日も連絡を取れるようにしておけ」

自分が休みの日でも、重要な事態には対応できる準備を整えておくことで信頼を得られる。


81. 「選挙は忘れず行け」

社会の一員として、自分の意思を反映させる機会を逃すな。責任ある行動が信頼にも繋がる。


82. 「感謝の言葉を忘れるな」

一言の感謝が相手との関係を良くする。たとえ休暇中に仕事の電話があっても、それは成長の機会だ。


83. 「居場所を複数持て」

家と職場以外に気軽に行ける場所やコミュニティを作ることで、視野が広がり、人生が豊かになる。


84. 「ミスできない仕組みを作れ」

重大なリスクを避けるために、個人の注意力ではなくシステムやルールでミスを防ぐ工夫をしよう。


85. 「月末は書類を前倒しで片付けろ」

締切直前に慌てないためにも、早めの提出が余裕と安心を生む。


86. 「年末調整は過去の自分に感謝する準備を」

住宅ローン控除申請など、必要書類は事前に整理しておき、スムーズな手続きに備えよう。


87. 「会議中の疑問はその場で解決せよ」

「あとで調べる」は効率を落とす原因。双方の認識を揃えるためにも即時解決を心がけよう。


88. 「月末のタスクは午前中に片付けろ」

勤怠や経費精算など、月末特有の事務作業は早めに終わらせておくのが鉄則だ。


89. 「バックオフィスに気軽に相談できる仲間を作れ」

人事や総務との関係が良いと、仕事が驚くほどスムーズに進む。日頃のコミュニケーションを大切に。


90. 「三連休前は気合を入れて仕事を片付けろ」

長い休みを楽しむためには、計画的に仕事を終わらせ、スッキリした気持ちで休日を迎えよう。


91. 「いつでも辞められる準備をしろ」

転職か残留かは人それぞれの選択。何が起きても自分のスキルで戦える準備を整えよう。


92. 「会議や飲み会の日程は重要人物の予定を優先しろ」

全員の予定を調整するのは非効率。キーマンのスケジュールを先に押さえることでスムーズに進む。


93. 「部長の『ちょっと時間あるか』は1時間の覚悟を」

上司の呼び出しには長時間拘束される心構えで対応しよう。効率的な動きを意識すべし。


94. 「三連休明けは気合いを入れろ」

休みが長い分、仕事が詰まる。週の短さを意識して効率よく片付けよう。


95. 「ひとつ上の仕事を想像して動け」

次のステップを具体的に考えることで、成長への道筋が見えてくる。経験を積み重ねることが重要だ。


96. 「メンターがいなくても自信を持て」

指導役が離れても、自分でやれる力を信じよう。それが成長の証だ。


97. 「引き継ぎは自分の判断を加えろ」

受け取ったものをそのまま使うだけでなく、自分なりの工夫や最適化を加えて進めるべきだ。


98. 「さよならではなく次の一歩を踏み出せ」

別れや変化の中にも成長の機会がある。新たな環境で自分らしさを活かそう。

参考書籍

頭の良さに自信がない方でも、ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキングを身につけ、ビジネスシーンで一目置かれるような思考力を養うための本を書きました。

「頭の良い人だけができる考え方」という誤解を解き、誰でもその考え方を身につけることができる方法を具体的なフレームワークとケース問題で紹介しています。各章には日常や仕事で実際に使えるアイデアが詰まっており、すぐに実践可能です。

この仕事術に関係するテクニックは下記の本の中で解説しています。自分自身が納得できる仕事術の本に出会えなかったことをこの本にまとめました。肩の力を抜いて気軽に読める内容にしているので、仕事術のカタログとして用いると使いやすいです。

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