スス払いをしてみた
最初に、柔らかそうな手持ちの筆でスス払いをした
とりあえずは、マングース筆で
九州の寺院の持仏だったらしいので、かなり黒ずんでいて、拝まれています。
仏像自体は、木目が出ていて(白檀?)、金の裁金細工かもしくは金で線描で模様が入っている
波や蓮華、銀を塗って盛り上げをしてある部分が、酸化してしまって黒くなっているので、酸化銀の黒が表に沁みださないように、樹脂で薄くコーティング処理してから、胡粉でモデリングして細工を盛り上げて、金箔を貼れる部分は貼って、隠そうと思う
准提さんの手の太さがつまようじくらいなので、石質粘土ではすぐに破損するので、金属で作成した方が良いと思い、純銀粘土を買いに走る。
樹脂粘土という手もあるので、それで少し細工してみて、無理であれば純銀粘土にしよう
でも純銀粘土より、ふつうのスターリングシルバー(銀925)の粘土のほうが粘度と強度があるようなので、樹脂がダメな時はスターリングシルバー粘土で細工することにする
つまようじの太さの手に、持物を細工するのはかなり大変だ。
もっと仏像自体が大きいかと思っていたが、かなり小さな細工の細かいものであったので、この修理は大変そうです💦