ダイ・ハードっぽいホークアイ
MCU初期から活躍し、現在は現場から退きたい男・ホークアイ。
サノスとの戦いも終わった2024年のクリスマス。
家族と楽しい思い出を過ごす予定の男に『災難』がやってきます。
『ワンダヴィジョン』を皮切りに次々と僕らに驚きを提供してきたドラマシリーズでしたが、今回はどんなサプライズを用意してるのでしょうか?
クリスマスまで、あと6日…。
MCU界のジョン・マクレーンこと、ホークアイの活躍を描きます。
さっそく2話まで見れたのでレビュー残します。
ドラマシリーズ1 ミニマムな事件
まず一番思ったのは、見やすいいいいい!ってことでした。
最初から謎だらけなワンダヴィジョン、空白の5年間を生きてきた人たちのシリアスな問題に立ち向かうファルコンアンドウインターソルジャー、時間軸というキーワードで視聴者の頭を悩ませたロキと、これまでのMCUドラマって楽しいけど見るのに凄くカロリーを消費した気分でした(笑)
ですが、ホークアイは起きる事件がこれまでと比べると非常にミニマムで見やすい。
正直、凄く助かる(笑)って思いながら見てましたね。
そんな中でも原作や既に情報を追ってる人なら新たに発見できるポイントを散りばめてるというのも、さすがMCU。
あと、1話で1日時間が進むという構成も非常にお気に入りなポイントです。
話数が進めば進むほど、家族との約束が近づいてくる…。
無事に帰れるの?なんてことを、常に頭に残しながら見ている自分がいます。
アベンジャーズに夢をもらった女の子
さて、ドラマ『ホークアイ』で語る上で欠かせないのがヘイリー・スタインフェルド演じるケイトでしょう。
2012年のニューヨーク決戦時にホークアイに救われた女の子。
それがきっかけで強くなることを志し、アーチェリーにフェンシングあらゆる鍛錬を積んできました。
そんな彼女が憧れのホークアイに会うことになるのですが…。
ヘイリーの演技はとてもナチュラルだし衣装もバッチリ決まっていてSNSでも好評でしたね。
バンブルビーのあの子がこんな風になったんだと思うと、ちょっと目頭が熱くなってきますが、その話は一旦置いといて、僕が一番熱くなったポイントをお話ししても良いでしょうか?
僕はホークアイの冒頭10分が凄く好きで、それは何故かというと『ヒーローが人を助けた』部分をフューチャーしてくれたからだと思います。
今までMCUを見てきて思ったのは、ヒーローが残した負の遺産をどう清算していくのか?の面がすごく強いなぁって感じていたんです。
その想いは年数を重ねて作品を増してくごとに徐々に強くなっていって、『彼らの戦いって正しいけど、もしあの世界に生きてたらたまったもんじゃないなぁ』なんて思うこともありました。
そんなモヤモヤを少しだけ解消してくれたのがあの冒頭シーンでした。
ニューヨーク決戦を助けられる側の視点で映してくれたので『あの戦いは間違ってなかったんだ』と安堵したんです。
しかも、助けたのが高性能スーツを着た社長でもなく、緑の大男でもなく、雷神様でもなくて『弓の上手い人』ってところが良いですよね。
どんな題材でもヒーローを描く時って、助けられる人の視点って改めて大事だと思いました。
そんな助けられた女の子・ケイトが今後どうやってホークアイと絡んでいくかが非常に楽しみです。
ホークアイに振りかかる災難
思えばホークアイの戦いって、数々の災難が振りかかってるなぁと思っていて、そんな中『やれやれ』って言いながら戦ってるイメージがあります。
時には心を操られて、時には自信を失った女の子を励まし、時にはかつての戦友と戦う。
ホークアイの戦いを見てると、人生だなぁと感じるわけです。
そんな中、今回の物語ではかつて自身の起こした過ちのせいで災難が降りかかって来ます。
しかも、時期はクリスマスということもあり、『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンよろしく『何で俺がこんな目にーーーー』と普通なら言いたくなります。
しかし、ホークアイは淡々と家族の元へ帰るために事態の解決を急ぐのです。
時には愚痴をこぼしてくれよと思いながら、2話まで駆け抜けました。
まとめ
ドラマ『ホークアイ』はMCUドラマ1気軽に見れる作品!
MCU初見の方は、少なくともアベンジャーズ は見たほうが良いかなと思っております。
とりあえず1話、2話は最高!でした。
クリスマスまでの憂鬱な気分を上げてくれる素晴らしい作品です。
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