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環境で 心つくるは

「優秀」という言葉を使わなくなった。


転職して1年が経ったある日に思い出したようにそのことを感じた。


「優秀だね」

僕の周りには優秀な同期がたくさんいて、自分もその言葉を向けられるとどっか嬉しくて一人でほくそ笑んでた。自分の努力や結果が誰かに認められた証拠だったから。

でもいまは「ありがとう」の一言で同じように思える。

別にどっちがいいとかの話ではなくて、そこに信頼関係があれば感謝の気持ちを伝えられるだけでいろんなことが感じ取れるから。


でも、それだけでは少し寂しくなる時があるから、たまには「ここがいいね」「ここは直そうね」って丁寧にコミュニケーションを取るのもいい。その方が時間はかかるけど、きっと豊かな関係性が育つから。

「日本人の"察する"コミュニケーションはグローバル化によって通用しなくなる場面がある」って回りくどいう表現を、今朝ラジオが話していた。問題はそこじゃなくて、伝えるべきことを適切なタイミングで適量を届けられるかということなんじゃないだろうか。限られた時間とはいえ、やや短絡的な有識者の言葉に疑問符を浮かべざるを得なかった。


環境で
心つくるは
言霊か

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