強いって、自由だ
「強いって 自由だ」
このセリフは作中で2回出てきますが、1度目は鴎台戦で影山のサーブに対して日向がつぶやくシーン。2度目はアドラーズ戦で日向に対して山口がつぶやくシーン。どちらも強さゆえの自由を謳歌する二人への賞賛の言葉として使われています。(2度目ではカジキ漁をする西谷への意味も込められていますね)
強さと自由さ。
紐づけられて語られることの少ない二つですが、ハイキューを読んでいるとこの二つが不可分なんだと感じさせられます。
強さは自由であることの必要条件。
作中では明言されていませんでしたが、発言の意図はここにあると思います。「強さが伴っていなければ、なにかに支配され固執せざる得なくなり、自由が損なわれる」といったところでしょうか。
現代社会に置き換えて考えれば、強さとは実力やお金。それを持ってさえすれば、自分の生き方や働き方を自由に選択できると考えられます。
僕個人としてもフリランスとして働き始めて3ヶ月が経ちました。強さを常にアップデートしながら、日々好きなことをして生きています。
そう考えると、強さを磨く行為が好きであることが、重要な指標になる気がするな。その行為は、本を読むことや映画を見ること、人と話すこと、町を散歩すること。なんでもいい気がします。その行為からいかに学びを抽出し強さに変換できるか。ここが結果的に強さに影響してくる気がします。
今週はこんなところで。
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