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いただきます 見えざる命

僕は動物愛護主義者でありながら、お肉を食べるのが好き。いつもその矛盾に悩まされながら、保護ねこ活動に邁進しています。

生きるための殺生は必要

というのが、僕が僕の中にある矛盾に折り合いをつけるために捻り出した妥協案である。とはいえ、なるべく産地のはっきりしたお肉を買うようには気をつけている。その分コストは嵩むのだが、それもまた然るべき犠牲だと信じてる...信じずにはやってられない。

"つむじ"という牛だった皮革

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昨年末、那須にある森林ノ牧場を訪れた。そこで購入できる「あの子のペンケース/キーホルダー」には4桁の数字が書いてある。牛の耳標番号なるもので、いうならば牛のマイナンバーである。私が持つペンケースとキーホルダーには「9997」。かつて「つむじ」という名で愛された牛の皮革で出来ている証拠だ。

お乳が出なくなった乳牛は食用肉として出荷される。これは牛にとっては避けようのない運命。だからこそ命を余すことなく活用するため、その皮革を買い取り革製品として販売している。SDGsなどの小難しい話はさておき、ひとつひとつの命にしっかり向き合い、丁寧に接する姿勢に感銘を受けた。共感というにはおこがましいが、なりたい姿の一つを目の当たりにした気がします。

いただきます
見えざる命
慈しむ

p.s. そこで暮らす牛たちの和やかな表情をご覧ください。

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