「もう一回」が無い試合だ!
烏野vs.音駒。”ゴミ捨て場の決戦”とも呼ばれる因縁の対決。個人的に、作中で一番好きな試合です。
今年最後のnoteにこのシーンを選んだのは、僕の座右の銘に紐づく部分があるから。
日日是好日
映画のタイトルにもなったのでご存知の方も多いかと思いますが、禅から由来する言葉で、直訳すれば「毎日が良き日」という言葉。
でもその解釈は好きじゃなくて、なんだか、ポジティブすぎるというか、人間そんなに強くないですよね。
僕の解釈は、「毎日がかけがえのない日」というもの。毎日が、唯一その日であって、換えが効かない。だから、大切に生きようと。
でも、いわゆる「いつ死ぬかわからない。好きなことをしよう」理論とはちょと違っていて、敢えて言葉にするなら「明日の自分が後悔しない今日にしよう。」という感じでしょうか。
好きなことだけしていても、未来は切り拓けない。だから、嫌なことを乗り越えてでも前に進んで(猫を助けて)いたい。そのためには、今日を全力で生きないといけない。
辛いことが起きたら受け止めて、次の一手を考えよう。昨日のことを悔やまず、今日を大切に明日へ繋いでいこう。
目指したい明日へ向けての今日であれば、結果的に「いつ死ぬかわからない。いま死んでも後悔はない。」のではないでしょうか。
実際に、譲渡会を通して、現場での緊張下でしか学べないことがあることを学んだ1年間でした。もう一回がないから、死ぬ気でやるし前のめりになる。貪欲になる。その先でしか、新しい景色は見えないんじゃないかな。
さ、2022年もよろしく。
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