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愛を受けて育つということ

"愛を貰いすぎてしまった"というのが2019年の負債感であり、最大の収穫でした。2020年はその恩を返しつつ、自分もより多くの人に愛を配る1年にしていきます。

・2019年4月、転職。
・お隣さんに朝食をいただく。
・ヴィトンのお姉さんとの朝。
・ねこの広告代理店として。

2019年4月、転職。

一番の変化は転職をしたこと。新卒で入社した広告会社を2年で退職し、人の暮らしを奏でる会社、株式会社まめくらしに就職しました。いまはそこで楽団員として働いています。

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すこし話を戻すと、1~3月は引き継ぎ作業にすごく苦しみました。社内外のいろんな人に迷惑をかけながらの転職。それでも背中を押してくれた諸先輩方は偉大だなと、改めて。そして何より、今でもお酒の席に呼んでくれたり、新しい勤め先に遊びに来てくれる元同僚は掛け替えのない友人だと、しみじみ。

まめくらしの一員になって9ヶ月。いろんなことを思いながら、考えながら、たくさん失敗を繰り返した9ヶ月でした。時には大変だと思うこともあったけれど、間違いなく幸せな環境で働けています。そう思うのは、役割でなく環境が与えられることが一番の理由。ゴールを共有したら、あとは自分で走る。石橋を叩きまくってた前職時代とは真逆の仕事の進め方に最初は戸惑いましたが(笑)おかげで経理からペンキの塗装まで幅広い業務を経験できました「絶対他の人がやった方が早く終わるじゃんこれ...」という時も多いですが、もっといろんなことを任せてもらえるように精進します。

お隣さんに朝食をいただく。

出勤すると隣のお店から「朝ごはんできたよ」と声がかかります。事務所(兼店舗になっていてそこの店長的なことをしてる)の隣がクラフトビールとスパイスカレーのお店で、経営しているご夫婦が朝ごはんを用意してくれているんです。さらに他のお店の人も混ざって朝食会。まめくらしの朝はだいたいこんな感じで始まります。そこから急激に仕事モードになるわけでもなく、ただ淡々とゆるやかに、雑談とコーヒーブレイクを挟みながら毎日が過ぎていきます(仕事はちゃんとしてます)。

そんな毎日だけでも満足ですが、入社間もない頃にキャンプに誘ってもらったのが一番嬉しかったり。職場なのに仕事上の関係を持たないサードプレイス的な存在は、未熟な僕には特に心地いい。愛ある大家を育む大家の学校は僕にとってそんな場所でもあります。

抜群に美味しいビールとカレーの魅力を伝える自信がないのでのでプロの記事を引用します...

ヴィトンのお姉さんとの朝。

毎週月,水曜日にやってるフリーコーヒーも10ヶ月が経ちました。その常連さんのことを密かに"ヴィトンのお姉さん"と呼んでいます。毎回一杯貰ってくれるその人は、毎回少しだけ募金をくれる。簡単な挨拶も含めて10秒に満たない時間なのに、名前も仕事も知らない人との朝は、ちょっぴり豊かな気持ちになります。

物理的にはコーヒーを配ってる側なのに、なぜか何かを受け取った気分になる。いまはここまでしか言語化出来ませんが、こういった循環を生んでいけるようになりたいな。

ねこの広告代理店として。

3年目になったchátの活動は、去年仕込んだ種が実り軌道に乗りました。「さとねこたより」と「NECO STAND」のローンチが2月で、夏が終わる頃にはスポットの案件もちらほら。クラウドファンディングを支援してくれた皆さんにも、実績のない自分を頼ってくれた保護ねこ団体の皆さんにも、本当にたくさんの勇気を頂きました。

とはいえ、まだまだ応援してくださる方からのご好意に甘える形が多く、個人的には課題感が残ったまま2020年を迎えます。来年こそはいま妄想しているアイディアを形にしていくので、楽しみにしていてください。

こんな感じで会社の人や職場で出会った方々にお世話になりっぱなしの1年でした。まめくらしの3人目として、ねこの広告代理店として、ポジションを"創"る2020年。これからもどうぞよろしく。

(余談ですが、アイキャッチは去年から始めた漢字のバトンです)


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