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neco-noteをつかうと、猫が助かる仕組み。

先日おこなった求人を通して、「猫のためになにかしたい」と願っている人が僕の周りにたくさんいることがわかりました。これは、保護猫業界にとっては(もちろん猫自身にも)貴重な財産だと思うんです。いや、社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)といった方がわかりやすいですね。

"人材的貢献"を求めるあなたへ

「猫のためになにかしたい」と考える人が持っている選択肢としては、"金銭的貢献""人材的貢献"の2つだと思います。今回わかったのは、"人材的貢献"を求める人は多いものの、「提供先がわからない」「そもそも自分が役に立つかわからない」という不安を抱えてしまっているということ。すごくもったいない…。

大丈夫。必ず役立ちますし、むしろ足りないのはそれを受け入れる業界の体制です。みなさんの気持ちを適切に猫たちへ届けていくためにneco-noteにボランティアマッチング機能を搭載していますし、neconoteという組織としては、仕事としての関わりしろをこれからもつくっていきます。
今回は、お申し込みいただいてもご一緒できない方がいること、大変心苦しく思っています。申し訳ない。neconoteがもっと大きくなって、ちゃんとした仕事とお金が準備できたら、ぜひ一緒に猫を助けていきましょう。

"金銭的貢献"を求めるあなたへ

"金銭的貢献"を求める人は、わかりやすいですよね。寄付です。すでに保護団体を繋がりのある方は直接寄付をすればいいし、まだ繋がりのない方は好きな猫を見つけて推せばいいんです。

neco-noteは、まだ保護猫団体と繋がりのない方向けのサービスなので、応援の対象が保護猫団体ではなく保護猫それぞれになっているのが特徴です。

一方で、「支援金の50%が企業に取られるのはおかしい」という率直なお声もいただきます。たしかに運営会社である(株)neconoteの手数料として支援金の50%をいただいておりますが、そのすべては結果的に保護猫のために使われますので、ご安心ください。とはいえ不安だと思いますので、その仕組みについて詳しく説明いたします。

猫に直接課金ができる。

neco-noteの仕組みはシンプルです。「バディ」と呼ばれる猫好きが、気に入った猫を推す。そこで生まれたお金の50%が、推し猫が所属する保護猫団体に寄付されます。

手数料は、時間をかけて保護猫業界全体と推し猫へ還元されていく。

もう一方の50%は、運営会社であるneconoteが頂戴します。ここが勘違いされやすいポイントなのですが、そのお金は、neconoteが保護猫業界全体の"自続可能性"を高めるために使われます。業界全体が太く長く続いていく環境を整え、そこで活躍する保護猫団体や保護猫たちに価値が還元されていきます。

例えば、neco-noteの機能改善や広告宣伝費などに充てられます。直接猫たちのために使われるわけではありませんが、間にneconoteが入ることで、それ以上の価値や出会いを世の中に生み出し、社会全体で保護猫たちを助けられる世界をつくっていきます。

neconoteが展開する保護猫事業に関しては、ホームページに記載されていますのでそちらをご覧ください。

手数料低減へ向けて。

そして、現在50%いただいている手数料は低減させていきます。

低減させるのは、バディ(有料登録者)数が増えneco-note単体で黒字になったタイミングです。直接寄付できる金額を増やし、neconoteがいただく金額を減らします。

「やっぱり手数料をもらうことに後ろめたさを感じてるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。もちろん感じています。
保護猫業界全体を変えるには時間がかかりますし、その間に奪われる命も数え切れません。だからと言って業界構造の問題を先送りにしていては、結果的に不幸な命の数を増やしてしまう。だから、最初は50%いただきながら業界構造の改善に取り組んでいきます。

そこまで正当性を主張する手数料を低減させる理由はシンプルで、猫や猫を愛する人たちのためのサービスだから、です。事業単体で黒字化すれば、手数料の%を減らしても一定の額はneconoteに入ってきます。であれば、その金額を「上限」とし、保護猫業界へプローチする事業を組み立てる。それだけのことです。黒字化しない間に「上限」を引き下げてしまうと、できることの制限が致命的なものになってしまうので、正々堂々50%の手数料をいただきます。

タワマンに住みたいわけでも、高級車に乗りたいわけでもありませんから、会社も私も持てるものすべてを使って、猫と猫を愛する人々が幸せでいられるように、努力を続けていきます。

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