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すげぇセッターって詐欺師みたいだなって思ってた。味方の片一方のエースに「お前がエースだいざという時はお前に託す」と言い対角のもう一方の裏エースにも同じ事を言ってその気にさせる

裏でどんなに大変な処理をしていても、それを察知させてはいけない。それは、経営者やリーダーにとって欠かせないスキルのひとつだと思う。もちろん、「弱みをみせる」ことも大切。それでも、「弱みのすべてを曝け出す」「クリティカルな弱みをみせる」ことは、メンバーや近くの人の不安を煽ることに繋がるから、やっぱり察知させてはいけないと思う。二枚舌の嘘だって、そういう使い方なら許されると思うんだよね。

この船沈むんじゃないか?この人、ついていって大丈夫かな?

ぼくだったら、その船をはやく降りてもっと遠くへいける船に乗り換える。「最後まで支える」って美徳もあるけれど、人間の本質はそこじゃないと思うから。(人間の本質が醜悪で独善的であるとは思ってない)

ワンピースのサンジが、女性を抱えたまま立ち泳ぎをするシーンがある。「ダルマさんが転んだ」の最中だったのか、水面から出ている上半身は静止している(ようにみえる)けれど、水面下の脚は高速で動いている状態。

結局それでセーフになるんだけど、日々の社内コミュニケーションもそれに似てるなって。

資金繰りやマーケチームの進捗が悪くても、開発チームには関係ない。というより、自分の領域に集中してほしい、というほうが近いかな。自分の足場や隣の柱を心配していては、100%のパフォーマンスを発揮できないから。だからみんなには、「俺を信じて、自分の持ち場に集中してほしい」と伝えているつもりです。

しかしそれは、不都合なものを秘匿することとは全く異なっている。問われればオープンにするし、持ち場が他より広いメンバーもいるから、知り得る情報は全員公平です。

最近は毎日、そんなことをぐちゃぐちゃ考えている。だから、無条件に心休まる存在を余計に大切に感じる。

仕事の仲間も心から信頼してるけど、そこにはビジョンや金銭といった価値交換があるのが大前提。みんな「仕事」としてやってるわけだから。

だから、そうじゃない関係性に心が休まる。救われる。そしてまた、がんばれる。

さぁ、今週もいきましょう。

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