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次もくれ!


影山の「ミス」直後の日向のセリフ。それはもちろん、侑の解説がいい。
「セッターが全力で上げたものなら全部」まさにこれですね。

もちろんプロとしてクオリティにこだわる必要はあるけれど、人間関係においてはその限りじゃないこともありますよね。全力で与え合う関係だから、その信頼関係があるからこそ、"次"が欲しい。ごくごく自然にその言葉が出てくる2人の関係性を、端的に鮮やかに描いたシーンでした。

僕が仕事仲間に対する考え方もちょっと近いところがある。どんなに稚拙でも恥ずかしいものでも、それが相手の全力ならその覚悟で受け取るし、敬意を払って率直にフィードバックする。それが全力に対する礼儀だと思うから。

一方でそこに感情はほとんどなくて、あるのは「求めてるものに足りてるか?足りてないか?」の判断だけ。いわゆる「ネガティブ」な感情に脳みそのリソースを食わせる必要なんてないんですよね。とはいえ湧き上がるものですから、付き合い方を心得ておきたいところです。

最後に、今回のシーンを逆説的に描写されているのが、「止めんな!」のシーン


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