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120%をちょうだい


梟谷vs.狢坂戦最終セット、いつも冷静な赤葦の好奇心を僕とが引き出すシーン。

これ、僕も同じ経験があります。いまの保護活動の師匠は「昭和のラガーマン」。いろんな語弊がある(しかもステレオタイプ全開)と思うけど、考え方はその通り。ストイックというか、常に全力以上を求めてるし「こうやったら面白いんじゃないか?」なんてことをいつも考えてる。それが暑苦しくないのが不思議で、自然とその背中を追いかけたくなっちゃうんです。

僕も赤葦と同じく、どこか自分の限界を知ってしまっている節がある。いまどきっぽいといえば聞こえはいいが、要はストレッチが効きにくい性格なんです。無理をしない、という面ではいいのかもしれないけど、そこにリスクを取れない(それを楽しめない)ようでは、この先は難しいとも感じてる。

だから、常にリトル師匠を胸の中に置いておいて、「これくらいでいいか」と思う自分に喝を入れてもらってるのです。「120%をちょうだい」と、今日も師匠が呟いてる….。

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