俺の"血"はコートに在る
烏野vs.音駒の「ゴミ捨て場の決戦」を見守る鵜飼元監督。自分はそこにいないが、"血"はそこに在るという。
繋心はもちろん血の繋がる孫だが、弟子である日向もその"血"に含まれるみたい。ここでいう"血"っていうのは、単なる血縁などではなく、スキルや経験、思想が”血”として受け継がれていくわけですね。
曲がりなりにも「上」の立場になることが多いので、この"血"というのをよく意識する。というより、意識せざるを得ないのかもしれないですね。チームメンバーは僕ではないので、僕の考えてることを100%理解するのは不可能。では、何を伝えて何を感じてもらい、何を残すのか。で、その結果としての行動をどうして欲しいのか。その辺の設計を、いわゆるマネジメントというのかもしれないです。
その"血"を繋ぐことを意識しつつ、そのまま保存することに固執しないのが重要なんだと思う。少しずつ時代に即して形を変えて、その人に合わせて解釈が枝分かれしていく。そうやって多様性を内包したカルチャーに育っていくのかもしれないですから。
大切なもの(軸?)を保ったまま、多様性を取り入れていく。矛盾してるようですが、「適者生存」の考え方に当てはめればそれは当然のことで。走り続けていると意識しづらいことかもしれないけど、常にその勇気を抱えてないと、価値観が化石化していってしまうのも、また怖いものですね。
今週は、どんな新しい自分に出会えるかな。ちょっとした山場もあるので、楽しんでいこうと思いますよ。
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