教わりて 価値とはなにか
ランニングをしながら考えたこと第二弾です。
「部活で活躍する技術と社会に出て活躍する技術が似てる件について」です。部活で、というよりチームとか組織内でって意味ですね。
僕はもともと運動音痴で、小学校では教室の隅で仲良い友達1人と虫図鑑を開いてるような小学生でした。そんな僕が、小学生高学年には派手目な階層の子達と仲良くなって、その流れで中学生ではハンドボール部に入ることになりました。
友達はみんな足速い系の子達だったので、どんどん試合に出て行く横で、僕はいつも応援席でした。たまたま出させてもらった試合でもうまくいかず、友達への劣等感と嫉妬心を育てる期間が長かったです。
ある日、辛いフットワークのメニューのなかで掛け声を意識して出してみた。「もっと声出せ!」ってコーチの怒号はみんな聞き慣れてたからスルーしてるんだけど、その日の僕は何故か言う通りにしてみたんだよね。そうしたら最後のミーティングで「声をちゃんと出してたのは黛だけだ」って褒められた。プレーで褒められることがなかったから特別嬉しくて、チームにいることが認められた気がしたんだよね。
「他の人と違うことをすると褒められる」
当時の僕はこれくらいの粒度での理解だったと思うけど、チームで自分の役割とつくるには十分でした。あくまで「声を出すこと」に価値があるんじゃなくて「他の人と違うこと、かつチームの役に立つこと」に価値があるみたい。
中学生の僕も単純だったから、そこでつけた自信はすぐにプレーにも出はじめた。着々と試合に出る回数が増えていき、自分の代になる頃にはレギュラーになってて、みんなで県2位(だったかな?)になるくらい頑張った。その成功体験は高校でも役に立って、「筋肉枠」で県の選抜に選ばれたこともあったっけ。
前置きがかなり長くなりましたが、中学生の僕が見つけた「声出すやつ」って言うのが、そのチーム内でのブルーオーシャンだったわけ。「他の人と違うこと、かつチームの役に立つこと」っていうこれね。
とはいえ世の中は広いから、そう簡単にキャラの空席は見つからない。そこで知ったのが掛け算の考え方。「"100人にひとり"の才能を3つ持っていれば"100万人にひとり"の人材になれる」って有名なやつ。僕の場合は「ねこ」「広告」「まちづくり」っていう3つのカードを掛け合わせて、僕なりのキャラづくりを世の皆さんに向かってしてるわけ。
そんな感じ。
教わりて
価値とはなにか
遊戯王
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