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逃げ出すくらいなら、自惚れろ

梟谷vs狢坂戦、終盤。
木兎に対してコンプレックを抱いていた桐生が、一皮剥けるシーンですね。考えすぎてしまう性格の桐生から、珍しく強気なセリフが飛び出る場面です。

強い敵を前にして怖気付くくらいなら、自分を信じて戦いぬけ。といったところでしょうか。この言い回しが、ハイキューっぽくてとても好きです。

そしてこのふたりの表情。雑念がなくなり、お互いがお互いのことを認め合い、高めあい、ライバルとして認識し合っています。だから真っ直ぐ、その相手に勝つことだけを考える。

仕事をしていると、逃げ出したくなることが無数にある。言い訳して「本気じゃなかった」「いまやらなくてもいい」「どうせ無理」そんな言葉が頭をよぎることも多くあります。

でも、それをキャンセルして挑み続けるしか道はないんですよね。その先で失敗しようとも、また自惚れて、それを糧にして前に進むしかない。

起業家としての才能なんてものがあるとすれば、自惚れた自分をどれだけ信じ続けられるか?なのかもしれませんね。

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