であってしまった(嬉しいほう)
これぞ、
「共感」のオンパレード。
しかも、
読めば読むほどに増す感覚!
Pから「是非!」ということで読み始めたら、あっという間に完読!
それがこの本です!
「ひらけ!オフグリッド~電線切ったら、楽しい暮らしが待っていた・サトウチカ著」
普段、自分はびっくりするくらいゆっくり読むのですが、この本はあまりにも今年2019年に興味を持って関わってきたことが、一冊にまとめられている感がすさまじく、いや、著者の方からしてみたら、何言ってるの?ってことになりますが、それでも、やっぱりここに書かれていることは、チカさんの個人的考えを超えて、同時性、つまり時代の流れなのかと思ったりしたわけです。
オフグリッドに関しては、今年の5月日本に帰った際に、韓ちゃん主催のいおさんのオフグリッドのワークショップに参加。自分で電気を作るって、思ったよりも簡単で、しかもじわじわと自由な発想につながっていくなぁ~と目からうろこ。
ケアンズに帰ってきてから、早速ソーラーパワーを見には行きましたが、高価だったことと、まだタイミングないと判断し、どちらかというとミニ農園&植樹の方に興味が移っていました。
菜園で採れたズッキーニとゴーヤのぬか漬け。
生命力がここまで感じられるとは!
そんなタイミングだったので、この本はタイトル通りオフグリッド入門本かな~とぼんやり思いながら読み始めました。
するとですね。
もちろん、入門本的な要素もあるのですが、
もう哲学書ですよ、これは!
あと、
チカさんの文体もあるのかな。すいすいと入ってくるんです。
共感というレバレッジでぐいぐいすいすい。
どうしてオフグリッドに向かったのか、
実際にどうなって、ああなって、
成功と失敗を繰り返し、
そしてどうなるか・・・
それが優れた小説のようにつながっているんです。
こりゃ、なんて最強の教科書なんだ!
この本を読むと、僕が今年、興味を持ってきた人や考えがまとめていただいた感じがするのです。
ありがとうございます!
例えば、
「塩のはなし」だったり、
「(家庭菜園)は過去・現在・未来がつねに並行しながら循環している時間で、命がずっとずっと続いていく安心感に満ちた空間」だったり(←これは本当に自分もミニ農園初めて感じていることでした)、
「雑草の役割」だったり(←これも河名さんの本を読んで痛烈に感じてることです)、
「収穫したごぼうでキンピラを作ることしして包丁を入れた瞬間に、心の深いところから自然と(ありがとう)という言葉が出てきました」だったり(←まさにあるあるです)、
「命をいただく」だったり(←もう、毎日感じてます)、
「生のエネルギーと死のエネルギー」だったり、
あ。
このままいったら全部紹介することになってしまうのでこの辺でストップ!
さて、
これからの時代のパラダイムは、
「不安・恐怖」の社会から、
「共感・希望」の社会に
シフトすると思っているのですが、この本を読んで確信しちゃいました。
これって、なんかわくわくしちゃいますよね!
これからの時代のキーワードのひとつが、
「ないもの」でなく、「あるもの」にフォーカス
だと思うのですが、その代表的な存在が
まさに「太陽の光」
ですよね。
だって、
太陽は、これまで圧倒的に
ただ、あるがままに
与えてきてくれたからです。
それを遠ざけてきた(ないものとした)のは、実は人間の意識なんですね。
子供の頃はむしろ日光浴なんていって、いいイメージでした。
それがいつの間にか、皮膚がんになるとかになって、なるだけ太陽にはあたらないってなっている。
そこで、自分も最近は疑問があって、
たまには太陽の光を「不安・恐怖」でなく、「友達」とか「見守ってくれてる存在」として浴びるのありだよねって、Pと話していたので、
チカさんの
「太陽と息をぴったり合わせてダンスをするかのよう」
って言葉を知って、ありゃりゃ、達観!と尊敬なわけです。
このままだと永遠に続きそうなので、いったんこれにて終了とさせていただきます。
心から、
2019年の最後の最後に、この本に出会えて感謝!!
さ~~~~~~
絶賛おすすめしていきますよ~~!!
ご覚悟あれ(笑)