菩提樹の実との再会
ラスティーズマーケットの隣で出店してるお姉さんが、とても面白いデザインの手作りアクセサリー作っている。
彼女は自然に落ちているものを使って作品を製作している。
新しく作るより、あるものを再生するスタイルに共感して、どうして、そんなことを始めたのかを聞いた。
すると、「あるもの」にケアンズで出会ったからと言った。
そのあるものとは菩提樹の実という、熱帯雨林で見つかる実であった。
その実を見せてもらって思い出した。
ゴールドコーストのけんじさんがケアンズに来た時、よく集めていた実だった。更に調べたら「菩提樹の実」という名前と知り、僕は「般若心経」を唱えているので、彼女の作品が欲しくなった。
もともと女性用だったので、大きくしてくれて、しかもお隣だし、すでに一個買ってくれたから(まさよさんがプレゼントに買った)、あげるって言ってくれた。
では、ということで麻たわしをお返しした。
菩提樹の実はお守りとしてもよく、しかも物々交換というのが更に気持ちよく、こういう出会いがあるからやっぱりマーケットっていいなと思うのでした。
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