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一休のひとりごと#5

「消費」をやめる
という本を読みました。

この本は、昨年末に帰省した時に長崎に行くことがあって、雲仙市にあるタネトという、オーガニックショップで購入しました。

タネトさんはこだわりのお野菜や、身体が喜ぶ食材を置いています。お店の方はとても親切で、買おうとしている商品の説明をしてくれたりします。

タネト
ぜひ、お近くの方は行ってみてください。
https://www.organic-base.com/info/taneto_start/


それでは、本の感想に入りたいと思います。

この本は、
平川克美さんが、2014年に出版した本です。

お金に軸をおいた消費、という行動について、考えさせられます。

経済を成長させる、市場を拡大する、といった、右肩上がりの成長志向を続けいき、お金や数字など、測れるモノのみに目を向け、
便利さ、安さ、手軽さ、効率の良さを追求した結果、消費者がアノニマスな存在になっていることに警鐘を鳴らします。


アノニマスな、匿名な存在でも、衣食住を揃えることはできます。しかし、生きている実感や、生活に彩りを与えてくれるのは、人との繋がり、顔と顔を合わせた時間だと思います。


自分は昨年、福岡から静岡に移動してきました。
静岡での暮らしが一年過ぎて、藤枝MYFCの鈴木惇、プロサッカー選手の鈴木惇、という顔を使って、少しずつですが、新しい繋がりを作ることができています。

スポンサー企業を訪問して、どういう会社でどんな人が働いているのかを知れたり、通っている飲食店がホームゲームで出店してくれたり、顔と顔を合わせた繋がりの大切さを実感することができてます。

SNSやネット空間で気軽につながることができることも良いですが、
応援してくれている人の顔が認識できて、どんな表情で話したりするのかを知れる事も、ものすごく大切なことです。


静岡県という土地で、J3というカテゴリーでプレーしているという、今このタイミングで、
この本に出会えて良かったです。







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