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実機の存在感 〜TR-909考〜

 現在、締め切り間近の楽曲を制作しているのだが、どうにもこうにも低音、具体的にはキックの音がキマらない。

「選択できない」の意味ではなく、上手いことキマらないのだ。

 最近のリズムマシン、使い勝手は色々と便利なのだが・・・どうも音圧というか迫力が今ひとつと申しましょうか。もちろん、ソフト音源なんかも試してみたりしたのだが・・・う〜ん。

 という訳で、久しぶりにTR-909を引っ張り出してきた。
 結論から言えば、やはり実機は違うなあと。

 とにかく本当に素晴らしい!
 こりゃ、皆んな手放せない訳だ。

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 TR-909と言えば、この30有余年、ハウスやテクノ、ダンスミュージックの世界では定番のリズムマシン。僕が手に入れた20年ちょっと前の中古価格が既に16万円ぐらいしたと記憶しているが、今は更なる高騰をみせ40万円ぐらいしていたりするらしい。こりゃちょっとした財産だな。そうだ、故障中のTR-808も修理に出そう!

 今更だがTR-909、メインの制作システムに復帰させようと思っている。ノイズの問題があったり、若干故障していたりなんかもするのだが・・・まあ、それは何処かのタイミングでメンテナンスに出すとして・・・それを押して使う価値あり。

 残す問題はスタジオのスペースのみ(笑)

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