20代記録③
世の中には理不尽なことがたくさんあるし、大事な人の為に理不尽を飲み込まなきゃいけないこともあるけど、
それを当たり前にすることだけはしてはいけない。
「仕方がない」で終わらせるのは嫌だ。行動も意見もせずに終わりたくない。納得できない。
でもその理不尽と向き合うには自分がもっと力をつけて、強くなって、信頼を得て、この人の言うことなら大丈夫!と思わせる説得力がなければいけない。
そういう意味では世の中は甘くない。
理不尽を言ってくる奴に負けたくないし、そういう人に舐められることが本当に悔しいから、文句を言えないくらいの成果を出してやる。
仕事でもその他でも。
その為に私はサボらない。そういう意地で乗り越えてきた。
偉くなって思い通りにしたいわけじゃない。偉いだけの大人が嫌いだから。
本当に偉い人は、偉いだけの人に絶対勝てるってまだ信じ切ってる。偉いってプラスの意味であるべき。
経験や権利を私欲に使う様になったら、その人もその周りも下っていく。
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「色んな経験をしたけど、今まで人に相談することがなかなかできなかった。これからはもっとみんなに甘えていこうと思ってる。」
みたいなことを、最近会った友達にそれぞれ話した。
その中で1人の友達が
「相談しなくても良い」と言ってきた。
「本当に辛い悩みがあった時は、誰だって人に言えない。人に相談すると、それを事実として自分で受け止めなくてはいけなくなるから。それはとても辛いことだから。言いたい時だけ言ってね」
と言ってくれた。
私が人に言えなかった理由を、その子が全て言語化してくれてめちゃくちゃ感動した。
私はみんなのことを頼りたくなかったわけでも、信頼してなかったわけでもなくて。本当にそういうことだった。
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趣味との距離感をたまに考える。
私の中で趣味は、自分の精神面の栄養剤みたいなもの。
無くても生きていけるけど、無くすことはできないもの。
でも趣味を、生活の中の100%にはもちろんできない。それで良いし、それが良い。
振り返った時、王道にはあまりハマらずに過ごしてきたことに気付いた。これは20代に限らずだけど。
それは多分、みんながそれを好きと言っている理由が「流行ってるから」とかだったからだと思う
知るきっかけが王道だったことはとても良いことだけど、いま世の中に無限にあるコンテンツや界隈の中でそれを「好き」と発言するには具体的に好きになった理由があるはずだ、と思う。王道とかコアとかは関係なく。
ただ、それは自分ができていれば満足で、他人ができていない事を責める必要はない。
好きだと思う気持ちや大きさはそれぞれだし、言語化できることとできないことがあるし。言いたくない好きもある。
それは全部嘘じゃないから。
そして自分の中で大事にしていた好きが王道になった時、寂しくなる気持ちは持って良い。
でも、それは好きになったタイミングが違うだけで、好きと言う気持ちは同じだと思う。知るタイミングは人それぞれ。
とにかく今自分が好きな物を、どんなところがどう好きなのか、細かく感じられて説明できるところは私の強みだし、自分の好きなところ。
心からの趣味がない大人はとても多いのに、
多幸感溢れる気持ちにさせてもらえる趣味を、原動力になれる趣味を持てたことが、素晴らしい事。
めんどくさいことは考えずに、趣味は好きな時に好きなように楽しめば良い。
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「悩みがないことが幸せなんじゃなくて、悩みを相談できる人がいることと、その悩みに向き合える健康があることが幸せ」
と、お母さんが言っていた。
本当にその通りだと思った。
きっと今後も悩みは尽きないけど、そんな余裕が持てる30代を過ごしたい。
やりがいのある仕事をして、悩みながらも成長して、休みの日には好きなことをして、その休みのためにまた大変なことも頑張る。
これを当たり前にすることが、現時点で目指すべき大きな幸せだし、それを楽しめるのがプロの大人なのかもしれない。
誰でも大人にはなれるけど、プロの大人になれる人は少ない。
あとはお寿司と餃子とケーキを今よりたくさん食べたい。
頻度の意味のたくさん。
私は幸せだと思ったときに🍣のマークをよく使う。
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色んなことがあった20代
とてもたくさんの経験と節目があったけど
大きな後悔がなかったことが私の自信に繋がった。
突然やってくる節目で大事な選択をするのは勇気がいるけど
どちらを選択しても、必ずどこかで躓くし、多少の後悔はする。
それなら、今の自分の心が向く方を選択すれば良いと学びました。
自分の意欲と覚悟、周りに人がいてくれる心強さがあればまだまだなんでも挑戦できるし、決断できる。
20代ではたくさん仕事もしたけどたくさん遊びもしたので
30代では、仕事のスキルをとにかく上げることを目標にしたい。
身につけたいことが本当にたくさんある。とても。これから学ぶことが多い。
世の中には見せかけのプロがたくさんいるけど、私はちゃんとプロになりたい。
だから本物のプロと仕事がしたい。
私には味方がたくさんいると分かったからこそ、他人軸だった評価を今後は少しずつ自分軸に合わせていかなくてはいけない。
その中でも、できるだけ楽しいことを選択して、
時には人に頼りながら健康にハッピーに過ごしたい。
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歳をとると言うことは、ただ老いるということではなくて色んな経験をしてどんどんレベルが上がるということ。
つまりそれは新しい自分になっていると言うこと。
「若さは自分の古さでもある」と昔読んだ本に書いてあったことが少し分かってきた。
あの頃は良かった。と言うおばあちゃんではなく
あの頃も良かった。と言えるおばあちゃんになることが目標。
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年齢を理由に何かを考えるのはダサいとも思ったけど、おかげで振り返ったり、反省したり、前を向いたりできたから、その為に年齢という区切りはあるのかもしれない。
20代はたくさんの経験ができて、友達が増えて、趣味が増えて、楽しかった。
辛い事も悔しいこともたくさんたくさんあったけど、私はよく頑張った!
私はいつだって自分を誤魔化さなかった!
自分のプライドが崩れたときにこそ、自分が成長できた時だったし、できないことや間違えたことを素直に受け入れて反省したことが前に進むかきっかけになった。
それにこんなにも自分の幸せを本気で願ってくれる人が、周りにできるとは思っていなかった。
それは20代で得た最大の宝物だし、今後の私の大きなお守りになった。
とても、ありがたい!!!!
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