#ウイバナの日 2024
4/29はウイバナの日。今年はGARRETTとサイクロンを使ってのサーキットフェス形式でラストにウイバナがバンドセットでライブする形式だった。
コレには2つ意味があって、自分もそうだけど、
『ウイバナにはリスペクトはあるけど、主現場があって被らないと見れない層』や、
『ウイバナの“現在(いま)”を“理解る”演者さんたちに見せたい、感じてほしい』の意図があったのかな‥?とも感じた。
ウイバナ自身も最初に出て、最後にも出る‥その合間にも他の出演者さんたちを観に脚を運び、休憩時間中も呼んだ出演者さんたちと色々お話していたようだし。。
単に同じシーンでお互いに頑張ろう以上のナニかを得たい、与えたい、そんな空気があった。
サーキットが一通り終わって、いよいよウイバナバンドの登場だ。新衣装、ユラァちゃんの可愛らしい衣装がまず目につく。サキちゃんが青白、マキちゃんが赤黒と相変わらずこのペアは対象感ある感じ。シグマさんは『ロックスターみたいでしょ?!』と言ったようにズボンで腹筋だし。個人的には1995年のウェンブリースタジアムのジョン・ボン・ジョヴィを彷彿させられた。
バンドメンバーは、
Gt. ナカムラタカノリ
Ba. ISAKICK (#175R)
Dr. コウキヤマシタ
Mani. 村カワ基成
セットリストはこんな感じ
にんげんっていいな
青春のすべて
The Gift
僕らはまた夢を見る
ロックンロールスニーカー
初花
Re:Re:resistance
Ring - 君と音楽と青春
ブルースターの花束
サクラノオト
籠の鳥
どうせ、生きてくんだけどさ。
ピースサイン
EN. Peace Parade 🆕
EN. MY NAME IS
EN2. 僕と君の人間賛歌
初期の代表曲などを2024年ver.にしたようなウイバナのベストヒットのブロック、2024年の現在(いま)のブロックに分けられる感じ。
たまたまスピーカー前という1番強烈に音を浴びる位置にいたんだけど、とにかくサウンドバランスがいい!!バンドセットだと時々、楽曲をぶち壊す位、自己主張強いサウンド出すバンドマンもいたがまさに絶妙だったなぁ。
初期曲の『The GIFT』とかのギターソロとか、しっかりアレンジしてきてソレがとてもハマっていて良かった。B'zの松本さんやガンズのスラッシュを彷彿させる1音1音に存在感を示せるトーンだった。
そんな素敵なバンドサウンドに、1番マッチしていたのが意外なことにユラァちゃんだった。発声や声量、ココまできたか!?と唸らされた。チームウイバナで『このコは絶対に良くなる!!』と信じて育ててきた子がついに花開いた感。
他のアイドルさんたちが、楽屋でいつもファンとの大合唱が聞こえてきて羨ましいと語る『ロッンクンロールスニーカー』。
『初花』は個人的にも思い出があり‥普段はマキ推しで赤振ってるけど、シグマさんの“しゃがみこんでないかーい”のパートだけは黄色振ったんだけど、本当にココの歌詞に、シグマさんの歌にココロを助けてもらえたことがあった(本人にも伝えていたけど)、このシーンで2人と目が合った気がしたのも嬉しかった。
現在の曲ブロックで、今のウイバナの中で1番好きというか考えさせらる曲が『籠の鳥』。
“武道館に出れたら最高?
幕張メッセでも充分成功?
Zeppくらい行けたら格好がつく?
格好のためにやってるんだっけ?
メインステージに出れたら嬉しい?
ロックフェスに出れることが羨ましい?
思考停止で叶える生意気な景色
しゃかりきな悲しみ
僕たちは何を求め何を夢見るんだろう”
の歌詞は初めて聞いた時は鈍器で頭を殴られた位の衝撃だったな‥
7年とか全力で色々やってきたからこそ言える等身大の言葉が並んだ歌詞は、本当に深い。
コノ曲は我々ファン側以上に、共にシーンを盛り上げて闘っている演者さんたちに宛られたメッセージな気さえする。
コノ曲を聞いていた今日の出演者さんたちはナニを思っただろうか????
本編最後は『ピースサイン』で〆
スポットライトに照らされながら歌うサキちゃんは本当に綺麗で。初めて観た時からず〜っと変わらない‥まさにエース、まさにグループの顔、この世にこんな綺麗な人いる?と思わせる位の存在感に満ちていた。
実は、他のグループの子に、エースとは?って話をする時、『ウイバナのサキマルみたいな人を目指してほしい』って出してます(笑)
アンコール待ち。ファンのアンコールの掛け声が面白くて笑ってしまっていると、メンバーが出てきて、新曲『Peace Parade』を披露。スピード感あるアップテンポな楽曲で、コレまたリリースが待ち遠しくなる曲だった。
アンコール2 ココでまた衝撃的な出来事が‥
ソレまでバンドセットで、素晴らしいサウンドだった‥のにココでオケだけにした‥のに、そのオケがバンドサウンドに負けないクオリティまで作り込まれたライブver.のテイクで、驚かされた。
オケで出来ないことをバンドサウンドでする‥だけでなく、更にオケでもココまでのモノも出来るんだ、を見せつけられて‥
音源のテープだけでやってるグループとは造り込みという面で圧倒的なまでの違いを感じさせてくれた。
本当にコノ価格帯でいいのか??ってほど、上質で幸せな音のシャワーを浴びたようなライブで、プロデューサーのショウさんの凄まじいまでの音のへのこだわりを随所に感じられたライブだった。
またいつ行っても、実家に帰ってきたかのように優しく出迎えてくれるファン仲間の存在に感謝。
なにをもって成功なのか???なんてのはわからない‥けど、
ウイバナには『イイモノはイイ』『常にハイクオリティなモノを提供する』
ソノ姿勢を貫いてほしいし、ソレが伝わる仲間がもっともっとも〜っと増えてほしいなぁと感じた一夜だった。