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AIBECKとの思い出 〜第2章〜 塩藤さやの

塩藤さやのとの出会い

(1章の話から続き)『よし、メンバー全員と話してみようかな??』となり、全員と回ったそんな中の1人‥メンバーの中で大人しめな可愛い系?ちょっとコレって武器がないなぁ‥って印象だったのが塩藤さやのさんだった 。
初対面で話した時『振りコピさん‥??』と言われたのを今でも覚えてるし(笑)、『あぁ、この子とは話が合わないだろうなぁ』が第一印象だった。 (数年後、1番信頼おけるメンバーになるとは‥わからないものだな)

さやのさんとの思い出は、新曲の落ちサビ争奪戦みたいなのがあって、アンズとさやのさんがペアで、勝利したけどアンズは『ちゃそが今まで落ちサビを歌ったことがないから、ちゃそに歌ってほしい』と言い出し、ソレで出来た曲が『SHOWCASE』だった。
またコノ頃、AIBECK✕Sola Soundで『愛空』(AIBECKの“AI”とSola Soundの“Sola”を意味してる)
というツーステ曲もあった位、親交深かった名古屋のアイドルSola Soundが解散。彼女たちの曲『七の夜の恋語り』をAIBECKが受け継ぐという話や‥
ソレまで、リーダーだった立花まこが卒業‥代わりのリーダーにさやのさんが抜擢されたり、その分の新メンバーオーディションが行われるなど、波乱万丈な状況だった。
ソコから事務所的にも、妹分のテロリズムン→レイワンが出来たり、AIBECKもバンドセットでライブしたりと事務所的にも第一次黄金期に脚を踏み入れかけたソノ時‥事件が起きてしまった。
詳しい事情は俺も知らない。ただ『重大な規約違反があった』として、AIBECKはさやのさんと星乃さんの二人だけが残される形になってしまった。
そんな中‥解散や活動休止ではなく【厳しくても続ける】茨の道を選んだ。
2人だけになったライブの中で涙ながらに‥『拾ってくれたミヤタさんに‥恩返しがしたいんです‥』と号泣しながら語るさやのさんを観て‥
泣きながら【この子の力になってあげたいな】と思い、ココから(離れる人がとても多かった中‥)むしろAIBECKを応援してあげたいって気持ちは一段階上がった。
その後も、AIBECKの悪戦苦闘は続く‥星乃さんが体調不良などで休みがちになり、さやのさんはミヤタさんと2人でステージに出るなどして対応していた。そんな時、緊急事態で急遽さやのさん1人でステージに立たなければいけなくなった日があり、aya先生の『誰か!誰か!ちゃそを助けてあげてー!』の悲痛なツイートを観て、いてもたってもいられず、仕事を無理やり引き継ぎお願いして、慌ててライブハウスまで駆けつけたりもした。

そうこうする中、いよいよひなたゆか、のんちゃん、てんちゃん、姫野たちの代のAIBECKメンバーオーディションが始まった。‥‥だが、あのコロナの緊急事態宣言‥自宅待機の状況に陥り、メンバーを決めるどころか、ライブハウスも活動出来ない、過酷過ぎる状況になった。
そんな中でも、さやのさんは笑顔を絶やさず『ファンに笑顔になってほしい‥AIBECKの音楽で皆に元気になってほしい』とwithLIVEで、塩藤さやのソロライブをやってくれた。七恋でソノ気持ちが嬉しくて泣きながら観たなぁ。当時は、自粛!自粛!自粛!でエンタメ自体も悪みたいな中だったから、AIBECKのこのメンバーオーディションやこういう遠隔でも楽しめるツールは本当にありがたかった。そして2020年6月20日新生AIBECKが誕生する。まだまだ世の中、ライブなんてするものじゃないみたいな風潮だった為、新生AIBECKは『KIMIDAKE LIVE』‥フロアにお客さんが1人な状況でのライブで技を磨いた。こちらとしても、一週間に一度、このライブだけが楽しみだった。(コレが今の毎週火曜日の鹿鳴館のコムライズド主催の原型だった)
毎週のようになにか新しい曲が一曲出来る‥ソノ一曲を、『ココ良かったよー!』とか、『こうきたか!』とか、メンバーとやりとりする時間は本当にかけがえのない大切な時間だった。
そうやっていく中、AIBECK自身も技を磨き、チームになっていくと同時に、世の中もだんだんと有観客ライブが緩和され、ようやく‥2020年12月15日新生AIBECK...今の皆さんが知るAIBECKが始まった。

P.S.
さやのさん個人で観ていくと、当初の“大人しめな可愛い系?ちょっとコレって武器がないなぁ‥”って印象から大変身!!
離れ目アイドル大賞2回受賞したり、ツーステの女神と呼ばれたり‥ 
強くて、たくましい、そしてソノ笑顔で皆を照らす太陽みたいな優しい包容力のあるリーダーに成長していった。
【不撓不屈】【継続は力なり】を体現して見せる姿に、最近では感動すら覚える。我ながらこんなに第一印象から変わった人は初めてです(笑)

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