【智姉さんのクルマ解説】マツダ・RX-7
(スペックは02年式スピリットRタイプAを参考)
【製造期間】1991年~2002年
【先代車】FC3S型サバンナRX-7
【後継車】SE3P型RX-8
【名前の由来】Rは「ロータリー」の略で、Xは「未来」を意味し、7は「車格」を表す。
【当時の新車価格】398万円
【別名】なし
【全長】4,285mm
【全幅】1,760mm
【全高】1,230mm
【定員】2名
【ボディタイプ】3ドアクーペ
【車重】1270kg
【駆動方式】FR
【クラス】スポーツカー
【エンジン】マツダ13B-REW(1.3リッター2ローターDOHCツインターボ)
【最高出力】280馬力
【最大トルク】32.0kg・m
【パワーウエイトレシオ】4.53kg/馬力
【トルクウエイトレシオ】39.6kg/kg・m
【サスペンション】F/ダブルウィッシュボーン、R/ダブルウィッシュボーン
【変速機】5速
【0-100km/h加速】4.7秒
【0-400m】12.7秒
【最高速度】260km/h
【作中の搭乗者】雨原芽来夜(DUSTWAY・21歳)
【智姉さんの解説】
通称「FD」
RJCカーオブザイヤー初代受賞車だ。
FD3Sはマツダを代表するスポーツカー・3代目RX-7であり、先代まで名乗ってきた「サバンナ」という名前が消え、新たに販売店の名前から「アンフィニ」というサブネームが付くも、後にそれが消えて正式に名称が「マツダ・RX-7」となった。
車体は先代より一回り大型化して3ナンバーサイズとなったものの、オールアルミボディをはじめする車体の軽量化を行っているため車重増加は食い止められている。
「ピュアスポーツ)」をコンセプトにしており、より高性能なスポーツカーを目指しているため、どの性能は高い。
特にスポーツカーの理想といえる50対50の重量配分から来るコーナリング性能は20世紀最強と言われている。
デビュー当時のパワーは255馬力だったものの、マイナーチェンジで265馬力、最終的には当時の自主規制値ギリギリの280馬力へ上昇していく。
2002年には排ガス規制で製造中止になるも、それを惜しんで設定されたグレードがスピリットRだ。1500台限定で生産された。
A,B.Cと3タイプあるが、Aだけ説明しよう。
タイプAはRZをベースに2シーター化、BBS製メッシュホイール、赤塗装のブレーキキャリバー、専用インパネなどの特別な装備が付けられている。
今でも人気が高く、実車が登場するレースゲームではこの車が収録されていないゲームはほとんどいない。
リトラクタブルを採用したフロントマスクとグラマラスなデザインは評価が高く、イギリスのテレグラフ誌ウェブサイトが選ぶ「美しいクルマ100選」に選ばれたことがあり、しかもランキングは日本車としては最高位に位置する。
FD3Sは現・赤城山最速の雨原芽来夜の愛車だが、先代のFC3Sは某人気漫画でも赤城最速の愛車だったらしく、FDはその弟が乗っていたぞ。