【サラマンダー財団自動車資料】トヨタ カローラレビン AE101
トヨタ・カローラレビン AE101
(スペックは91年式1.6GT-Zを参考)
【製造期間】1991年~1995年
【生産国】日本国・愛知県田原市
【先代車】AE92型カローラレビン
【後継車】AE111型カローラレビン
【名前の由来】カローラは英語で「花冠」、レビンは「稲妻」
【当時の新車価格】220万円(91年製の1.6GT-Z)
【別名】カローラクーペ(欧州)
【全長】4275.mm
【全幅】1,695mm
【全高】1,305mm
【定員】4名
【ボディタイプ】2ドア
【車重】1150kg
【駆動方式】FF
【クラス】コンパクトカー
【エンジン】トヨタ・4A-GZE (1.6リッター直列4気筒DOHCスーパーチャージャー)
【最高出力】170馬力
【最大トルク】21.0kg・m
【パワーウエイトレシオ】6.76kg/馬力
【トルクウエイトレシオ】54.7kg/kg・m
【サスペンション】F/ストラット、R/ストラット
【変速機】5速
【0-100km加速】7.4秒
【0-400mタイム】15.3秒
【最高速度】210km/h
【作中の搭乗者】庄林貴利依(23歳・無所属)
【沙羅子の解説】
通称「AE101」
6代目となるAE101は、「新時代を見据えた次世代基準の創出」、「新しいクオリティをもつグローバルジャストサイズカー」というコンセプトで開発されました。
フルモデルチェンジした時期がバブル景気だったこともあってボディは大型化と同時に車重は増加し、コンパクトスポーツモデルとして魅力を削ぐことになりました。
「新時代を見据えた次世代基準の創出」、「新しいクオリティをもつグローバルジャストサイズカー」
搭載エンジンは先代に引き続き、NAだけでなくスーパーチャージャーも用意されました。
4A-GはVVTを吸気側カムシャフトに装備し、1気筒あたり5バルブ化されて20バルブ化され、リッター100馬力となる160馬力となりました。
ただしスーパーチャージャー仕様の4A-GZEは先代同様の16バルブですが、細部の見直しを行い、170馬力に向上しています。
このスペックは歴代最強クラスです。
足回りは新開発のスーパーストラットサスペンションをGT-Zに採用(GT-APEXはオプション)され、そのGT-ZにはビスカスLSDが標準装備されています。
なお、そのサスペンションを採用していないGT-APEXには、電子制御サスペンションのTEMSがオプション設定されました。
当時の新車価格は220万円とこのクラスにしては高額でした。
当初は先代のヒットの流れを引き継いだ事やクーペ人気が続いていたこともあり、販売は好調でした。
しかしバブル崩壊やクーペ人気の低迷により、販売は低迷し、先々代・先代のようなヒットにはなりませんでした。
モータースポーツではJTCに参戦し、EG6型シビックと争いました。
現在でも、ジムカーナやダートトライアルでも活躍しています。