第238回『江戸時代の水道』#264
このマガジンは私が配信しているポッドキャスト『患者のホンネ』の今週の内容を文章にしたものを掲載しています。
とはいっても、一語一句文字起こししているわけではありません。
話しているとエキサイトして、ハシタナイ言葉も使ってしまうのでここでは少し整理して、テーマをわかりやすくお伝えしたいと思っています。
音声が良い人はポッドキャストで『患者のホンネ』を検索してくださいね。
今回は4分程度の収録です。
http://hphpjp.com/podcast/
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NHKの『ブラタモリ』という番組をご存知ですか?
タモリさんがいろんな場所をぶらぶら歩く番組です。
先日の内容が私にはびっくりだったのでご紹介します。
江戸時代になぜ江戸の町があんなに栄えたのか、それは水が行き渡っていたから、というテーマでした。
私はずっと時代劇で井戸が出てきたら、あれは水脈にたどり着くまで“ここかな?違った”“ここかな?出た”みたいに掘って探し当ててたと思っていたんです。
そしたら違ったんです。
幕府が主要な道路の地下に水道管を張り巡らせていたんです。
昔だから木の素材で、腐らないように分厚い板で水道管を作って。
江戸の町は真っ平らだから、斜めにしながら埋めて。
途中に大きなタンクの役割をする箱を組み込んで、そこにある程度溜まったら次の水路に流れるように水量も調節されてました。
で、長屋の大家さんがそこから自分の敷地に脇道のように水道管工事をして井戸を作り、そこで暮らしている住人が使えるようにしていたそうです。
これ、知ってる人は当然でしょ?って思うかもしれないけど、わたしは恥ずかしながら知りませんでした。
当時地下に埋まっていた水道管を展示してあるところもあるそうですよ。
サポート!?有難いです。 あなたに100倍良いことありますよう、全力で祈ります。 いつか実家でお店を出す資金にします!