第251回『資格を手離す』#282
このマガジンは私が配信しているポッドキャスト『患者のホンネ』の今週の内容を文章にしたものを掲載しています。
とはいっても、一語一句文字起こししているわけではありません。
話しているとエキサイトして、ハシタナイ言葉も使ってしまうのでここでは少し整理して、テーマをわかりやすくお伝えしたいと思っています。
音声が良い人はポッドキャストで『患者のホンネ』を検索してくださいね。
今回は4分程度の収録です。
http://hphpjp.com/podcast/
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結婚してすぐだから、20年くらい前、アロマテラピーの勉強を始めて資格をとりました。
一時期はお仕事として活用してましたが、この度、アロマの資格を手離すことにしました。
理由は10年くらい前から、シェーグレン症候群の症状が強くなってきたからです。
シェーグレン症候群は涙や唾液や鼻水などが分泌しにくくなる症状で、そのため目の痛みや味覚が敏感になるなどの症状が出ます。
私の場合は嗅覚も敏感になって、アロマの香りを嗅ぐことがつらくなりました。
10年前から、自分がつらくて扱えないものを仕事には使えないと気づいていたけど、いつか戻るかもしれないしとか、資格持っといて悪いことは無いしと自分をなぐさめて、ダラダラと10年もってました。
今回、手離すことは失うことじゃなくて、新しいスペースを手に入れることだと思えたので、潔く卒業することにしました。
シェーグレンのせいで敏感になっていたのは、痛みや味覚ではなくて、失うことへの悲しみという心の部分だったのかな。
それが自分ではっきり見えたので、いやいや、この10年は失うばかりじゃなかったはずだぞ!歩ける足も手に入れたし、夫との生活も取り戻せたし!これ、めっちゃ大きいものゲットしてるやん!ってことに気づけました。
今回、またひとつ手離すことによって何が入ってくるのか楽しみにしています。
とりあえず、浮いた年会費で何買おうかなとウキウキしています。
サポート!?有難いです。 あなたに100倍良いことありますよう、全力で祈ります。 いつか実家でお店を出す資金にします!