第219回『リトさんの世界』#233
このマガジンは私が配信しているポッドキャスト『患者のホンネ』の今週の内容を文章にしたものを掲載しています。
とはいっても、一語一句文字起こししているわけではありません。
話しているとエキサイトして、ハシタナイ言葉も使ってしまうのでここでは少し整理して、テーマをわかりやすくお伝えしたいと思っています。
音声が良い人はポッドキャストで『患者のホンネ』を検索してくださいね。
今回は4分程度の収録です。
http://hphpjp.com/podcast/
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先日、NHKの朝イチという番組で目が釘付けになった場面があります。
一枚の葉っぱに切り絵が施されていて、それがもうかわいくて!
その時のゲストはリトさんといって葉っぱの切り絵作家の人でした。
インタビューでは優しそうなお顔からは想像できない言葉が。
“僕、サラリーマンの時、仕事全くできなくて”とか、“すっごく怒られて死ぬほど辛くて”とか、“そしたらある日、ADHDって診断されて、そういうことか!って”とか。
ADHDというのは注意欠陥多動性障害という障害らしいんです。
だから自分は人の言うことがわからない、だけど集中力は人一倍あるから違う道で生きていこうと思って、アートの道で生きることにしたそうです。
番組見終わってすぐ本を買いました。
テレビではとにかく葉っぱの動物たちのかわいさに目を奪われてたんですが、本を読むと添えられてる言葉にへえーと思ったり、うんうんと思ったり。
フラミンゴのお父さんは育児も担当するイクメンらしいのですが、まさかのお乳も出るとか。
カタツムリは実は肺呼吸なので、本当は雨が苦手とか。
そもそも可愛い絵が描けるとか
それを切り絵にできる技術とか
アイデアが無限に溢れるとか
すごい才能じゃないですか。
でも、あとがきにこう書いてありました。
“才能なんかより行動力のほうが何倍も大事”って。
読み終わったあと、おもしろかったーというより、そっと本を閉じて“ありがとう”と思った本でした。
リトさんの作品はインスタグラムでも発表されています。
サポート!?有難いです。 あなたに100倍良いことありますよう、全力で祈ります。 いつか実家でお店を出す資金にします!