第190回『天国からのラブレター』#180

このマガジンは私が配信しているポッドキャスト『患者のホンネ』の今週の内容を文章にしたものを掲載しています。

とはいっても、一語一句文字起こししているわけではありません。
話しているとエキサイトして、ハシタナイ言葉も使ってしまうのでここでは少し整理して、テーマをわかりやすくお伝えしたいと思っています。

音声が良い人はポッドキャストで『患者のホンネ』を検索してくださいね。
今回は4分程度の収録です。

http://hphpjp.com/podcast/

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先日、山形のお義母さんからLINEで写真が届きました。

それは色紙に習字の文字で和歌らしきものが書いてある画像でした。

あら？誰の色紙なんだろうと思って最後を見ると、亡くなったお義父さんの名前が！

見た瞬間、涙がダダ漏れ。

すぐお義母さんに電話して
「これ、どうしたんですか！？」と言うと、探し物で二階に上がって偶然出てきたそうです。
今まで見なかったのに！

和歌の内容は
結婚した年の新年に書かれたものらしく
“あなたの手をとって歩く
これからの幸せを祈りつつ”
というイメージの言葉でした。

もう、お義母さんとボロ泣き。
私は直後にヘルパーさんがくる時間で、顔を整えるのが大変でした。

こんなこと、あるんですね！
テレビでは“奇跡の”とか“天国からの”とかのお話を聞いてましたが、まさか身内に起こるとは。

お義父さんが亡くなって来年は17回忌になります。

コロナの中、一人でがんばってるお義母さんにエールが届いたんですね。

そしたら、お義母さん、
「こういうの、なんて言うんだか？ほら？ほら？」って。

夫が「ラブレターだろ！言わせたいんかーい！」と言ってました。

今年は大変な年だったけど、良い事もあった、幸せもいっぱい感じました。

みなさま、どうぞ穏やかな年を迎えられますよう、お祈りしています。

『患者のホンネ』今年の配信はこれが最後です。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。