【マメトーク】「 夢 / 岩下彰子×ライターMEGU×丸山純平」【前半】
こんにちは♬
ライターのMEGUです✨
記念すべき
『マメトーク』初回ゲストは
乳幼児教室 はぴるん代表 岩下彰子さん!
岩下さんははぴるんの活動を通して
こどもさんに対しては
多種多様な「遊び」を通して五感を刺激し、体幹を作り、社会性、自己肯定感を養い、
ママ(時にパパ)に対しては
育児の不安に寄り添い解消する、
親子両方へのサポートを行ってみえます。
テーマは自由にお選びくださいと岩下さんにお伝えしたところ、【夢】ということで設定していただきました。
クリスマスイブの今日は、前半部分のリリースとなります!
三者三様の「夢」が語られている部分や、まるでテーマに対比するように、話が深まるとともにくっきりと浮かび上がってくる「現実」。
この部分が非常に面白く、読みごたえあります。
どうぞお楽しみください♪
(会場:cafe&studio nocknock)
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「夢」ってなんだろう?
岩下彰子(以下:岩下):小さい頃の夢だけじゃなくて、現在からの夢や未来の話をしたいの。自分のことや街のこと、もっと大きく日本や世界のことも、二人はどう考えているのかな?ライターさんだからこその、頭の中のビジョンを聞きたいのね。
ライターMEGU(以下:MEGU):話し下手なんですよね、わたし。
丸山純平(以下:丸山):どっちがゲストか分かんなくなっちゃう。
MEGU:「夢」か・・自分の脳内で検索をかけているけれど、何にも出てきてないな。対話する中で導かれてくるかも。
岩下:今日は自分の肩書きを外して、子育て・ママ以外のテーマがいいなと。
MEGU:そうだね。岩下彰子自身の夢を聞きたいね!
MEGU:私の夢は、常に誰かの夢に乗っかっているんだなと思う。
岩下・丸山:おおー!なるほど。
丸山:確かに、自分の夢を叶えたい人と、それをサポートしたい人で、人種としては分かれるのかも。
MEGU:ライターさんは誰かの夢をピックアップして、宣伝してあげる役割だからなあ。
丸山:媒介的なイメージですね。
岩下:今まで、MEGUちゃんの夢を聞いたことなかったから。
MEGU:「夢」となると、また違うニュアンスなんだよね。自由度が増す。
岩下:枠がないからね。
MEGU:でも昔は何十年先に描いていた夢が、今は数年で叶っていく時代な気がする。制限が外れる面白い時代。夢が現実になって来ていて、夢と目標の区別がついていないかも。
丸山:「空を飛びたい」って夢も、叶う気がしますもんね。
MEGU:「夢」って何だろう?から考えたいね(笑)。
一同:「夢」とは・・??
岩下:「理想」?思い描く理想なのかな。こんな風になりたい、在りたい。
MEGU:昔の自分の夢はなんだったの?
岩下:私は保育士だったよ。憧れの保育園の先生がいて、「あの先生みたいになりたい」がスタート。ピアノの先生にも憧れたな。でも徐々にピアノが好きから、子どもが大好きの方が強くなってきて、そこからは保育士一本だね。
丸山:保育士になってみて、天職だという感覚なのですか?
岩下:おこがましいですが・・(笑)。ありがたいことに。
丸山:小さい頃の夢が真っ直ぐ現在に続いている、貴重な事例ですね。
岩下:自分の思い描いていた夢が現実に叶って、また違うステップへ歩めるのは奇跡だなと思う。自分の夢のレールを歩いている人生かな。もちろん挫折もあるけどね。みんなはどう?昔から文章は好きだった?
MEGU:小学校の時には漫画を描いて、中学校では小説を書いて、エッセイも書いていたな。雑誌へ投稿もしていたけれど、なんかおこがましくて「ライターになりたい」は去年宣言した。あと封印期もあったの。封印期=イケイケ期(笑)。リア充を求めた約十数年、私は潜伏ドリーマーでした。
(ここで美味しいケーキとコーヒーが登場します。)
岩下:残骸になる前に写真を撮ろう!
MEGU・丸山:残骸www
「学問=夢」を追いかけた先人たち
MEGU:さっきの彰ちゃんの話から思ったんだけど、「夢」を「生きる希望」に置き換えても成立するよね。例えばすごく「絶望」している精神状態の時はどうなんだろう?丸山くんはどう思う?
丸山:難しいですね・・。だけど絶望から生まれる希望もありますよね(笑)。僕も社会に絶望していた時期があったのですが、大学でまちづくりに出会って大きく変わったんです。「高山にも大学を創りたい!」と思ったのが、一つの夢かもしれません。
MEGU:高山にも大学があるといいよね。私も大学に行ってみたいな。私は進路を決める当時、明るい将来のビジョンが描けなかった。心が枯れていて、すぐに自立したかったの。
岩下:それは高校生の時から?
MEGU:中学生くらいから自立したくて、でも事務員しか思いつかなかった。一番数字を扱うのが向いていないんだけどね(笑)。数学16点だったし。
岩下:えっと、満点は何点かな?(笑)でも私は世界史6点だった。
丸山:逆に取るのが難しい点数(笑)。
岩下:私ね、カタカナに弱いの(笑)。
MEGU:だから「はぴるん」もひらがななのね(笑)
岩下:それと当時は未来志向だったから、過去に興味はなかったのよ。
丸山:岩下さん、攻め過ぎ(笑)。
MEGU:絶対これ、真っ当なインタビューじゃ出てこない(笑)。だけど過去に縛られないのは大事だよね。人って考え方も思想も変わるし、過去の記憶すら怪しい(笑)。
岩下:丸山くんの大学を創る話に戻ろう!
MEGU:大学を創った先には?
丸山:今のお話を聞きながら「学びの場」は大事だなと・・。僕が大学で一番学んだことは、世の中に学問は無数に存在することなんですよね。例えば「若者言葉」を研究する人もいれば、「色彩」とか「建築」とか、無限に存在する。それはその学問を追いかけた先人たちがいて、きっとその数の夢があって・・。
MEGU:その表現は面白い!夢を体系化していったのかな。
丸山:だから僕は多分、地元の高山でもイキイキと自分の夢を追いかける人たちが一人でも増えたら嬉しい。それが若者だったり、次世代を担う方だとより良い。
岩下:夢を追いかける人を増やしたいのね。
MEGU:すごく腑に落ちた。
丸山:「人生100年時代」ですから、生きがいは大事だと思うんですよ。
MEGU:そのワード!深く掘り下げたいな!
大好きのさらに上へ、極めたい歳
丸山:医療技術も発展していますし、予防医療も進んでいます。寿命が伸びて、簡単に死ねなくなる時代ですからね。定年後も40年、人生が続きますね。
岩下:そうだね、じゃあ何したい?長いよ!長いよ!!夢はまだまだ叶うよ!!
MEGU:私は決まっているの。昔ね、文章をある人に見てもらう機会があって、「君は圧倒的に人を知らない。文章のクオリティは高くても、まずはちゃんと生きたほうがいいよ」と言われたの。現実逃避の文章世界だったのが見破られた。
岩下:それは深いね。
MEGU:字面は綺麗だけど、心がないみたいな。そこで文章を書くのを一旦捨てて、リア充へと向かった(笑)。避けてきた人間関係に真正面に向かおうと決めた。でね、50歳になったら本を書きたいの。温もりのある、人の役に立つ本を書きたい。
丸山:それは小説なのですか?
MEGU:かもしれない!名前の違う純平くんや彰ちゃんが出てくる、リアリティがあるイメージ。純文学かもしれないけどね。人間の心を、できるだけ深いところまで辿って生まれる、心で文章を書きたいな。
岩下:ちょっと似ているかも。ほらさ、ある程度歳を取ってきたからさ(笑)。極めて、ピュアに近づいていく感じ。本当に子どもに必要なものや、親として感じて欲しいものが、少し見えてくるよね。
MEGU:解像度が上がってくるよね。クリアになってくる。
岩下:「楽しいからやっていますー!」じゃない。伝えたい心というか、混じり気のないピュアな魂めいたもの。大好きのさらに上へ、極めたい歳になってきている。
MEGU:昇華させたいのね。
岩下:それを感じてもらえたら、私はハッピー!
MEGU:人生の暗黒期を救ってくれたのは本であり、その中に宿った人だったな。そこに恩返ししたいの。
岩下:私は子どもたちから元気をもらっている。本当にだいぶ吸っているよ、いろんなパワー(笑)。
でも子どもたちの権利はなかなか主張されないし、押さえ込まれている。私をこんなに楽しませて、ワクワクさせてくれる子どもたちに恩返しをしたい。言葉にならない子どもたちの気持ちを私は代弁したい。もちろん一人一人違うから正解はないけど、少しでもお母さんたちに伝えていきたいの。
丸山:ヒダストの取材時でも、一貫して仰っていましたね。
岩下:歳を取っても、自分の人生ハッピーでいたいよね。「まだまだ、遊ぶよ私!」みたいな。
MEGU:年々、逆行していっているよね(笑)。
(一同爆笑。後半へ続く)
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いかがでしたでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました♪
「言葉には、その人そのものがあらわれる」とわたし(MEGU)は思うのですが、チョイスする言葉、伝え方、受け方。かなり3人の個性が出ていましたね!
前半部でそれぞれの自己開示が進み、次回リリースされる後半部はスタートからぐっと次元が上がり、内容も一気に加速していきます!!
大晦日リリース予定♪
よろしくお願いいたします!
【12/31 後半部分リリースいたしました!】