見出し画像

声優の歴史⑧日本俳優連合の誕生

どもども。みなさまおっぺい( 厂˙ω˙ )厂
声優兼オネェ系Vライバーのじゅんぺいです。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

今週も、声優の歴史をちょこっと辿ってみます。
ちょこっとどころじゃないボリュームになっちゃいそうだ。

太平洋テレビという外国映画の配給会社の事件に
巻き込まれてしまったことで
吹き替えの役者たちに「職業を守る」という意識が芽生えます。

更に、この頃の吹き替え声優のギャラが
とんでもなく安かったんですって。
「声優」ではなく、「俳優」の延長線上に吹き替えがあったので
ドラマや映画出演ほどのギャラは貰えなかったんでしょうね。

こうして、俳優たちの仕事、地位を守るために誕生したのが
「協同組合放送芸能家協会」
これが色々と形を変えて、「日本俳優連合」という
事業協同組合になるのです。

日本俳優連合(日俳連)

日本俳優連合、通称「日俳連(にっぱいれん)」は
もちろん今でも存在していて、
つい最近だとインボイスから俳優を守るため
今だと、AIにおける音声生成から声優を守るための
活動をされています。

んで、成り立ちが前述の経緯なので
俳優連合という名前ですが、所属している人のほとんどは
声優だったりします。

最近はテレビなどでも紹介されるようになりましたが
声優のギャラシステムである「ランク制」というものを定めているのも
日俳連です。

この組織が出来上がる前は、声のお仕事によって単価が違っていて
それで当時の吹き替え俳優たちが苦しめられてきたのですが
磯野波平役を長年務められてきた永井一郎さんや
スネ夫役をされていた肝付兼太さん、ジャンアン役のたてかべ和也さんなど
数多くの声優の大規模デモなどのおかげもあって、
声優の賃金が少しずつ少しずつ上がっていき、
ギャランティーのシステムが確立されていくのです。

ちなみに、この大規模デモのお話も
僕らは養成所生の時にベテランの方々から
昔話のように何度も何度もお話を聞いてきました。

ここら辺のことも含めて
明日、もうちょっとだけ日俳蓮のことを掘り下げてみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?