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声優の歴史⑨日俳連が守ってくれているもの

どもども。みなさまおっぺい( 厂˙ω˙ )厂
声優兼オネェ系Vライバーのじゅんぺいです。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

今週も、声優の歴史をちょこっと辿ってみます。

昨日、日俳連という組織のお話を書きました。
最近はわからないけど、僕らが声優を目指している頃であれば
養成所生でも日俳連という名前はみんな知っていました。

っていうか、この日俳連に入ってなかったら
アニメも外画も出られないってぐらい、大きな組織でした。
(もちろん、今でも十分に大きな組織だけどね)

日俳連が声優を守るために作った「ランク制」というもの。
ザックリ紹介すると、
声優事務所に入って、日俳連に加入すると
声優の活動歴に対して「ランク」というものが付くんですね。

一番下が新人ランクで、そこから活動を重ねるごとに
ランクが上がっていく。
ランクが上がると、それに呼応してギャラも上がっていく。
みたいなシステムです。

IRIAMのコミュニティランクと似てるところはあるのかも。

日俳連が守ってくれているもの

こういう組織があって、声優、俳優の権利が侵害されそうになる度に
動いてくれているから守られているものもたくさんあるんです。

例えば、テレビでアニメのお仕事をしました。
そのアニメが好評で再放送が決まりました。
ってなった時に、ギャラが発生するのかどうか!!とか。

外画のお仕事をしました。
それがビデオになりました。DVDになりました。
ネットで配信が決定しました。
ってなった時に、ギャラが発生しないとだよね!!とか。

こういう細かい取り決めを日俳連が決めてくれているから
声優や俳優の生活が守られているんですね。
飛行機の機内で流れる洋画に使われても、そこでギャラ交渉ができるんだよ。

とはいえ、最近は日俳連に加入しないで活動している声優も増えました。
この辺りが今の声優業界の大きな大きな課題だったりもするので
また別の機会でお話しできれば!!

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