Corona Holidayの間にYesterdayを弾いてみる
今、日本ではコロナウイルス佳境の時期だと思いますが、私にとってコロナの悪夢は2月から始まっておりました。ご存じの通り、香港と中国は陸続きでしたので、中国から香港に入ってくる中国人の多くが武漢肺炎を発症し、病院に運び込まれました。そんな中、香港では在宅勤務が推奨され、学校は休みとなり、とても憂鬱な日々が始まったのです。2月は在宅勤務に伴い、多くの生徒が授業をキャンセルしたので気分的に非常に落ち込んでおり、それだけではなく、楽しみにしていたロンドン旅行をキャンセルしたのも2月でしたし、ギターもベースも弾く気にならず、一日中ソファに寝転んで日本のドラマばかり見ておりました。
そんな憂鬱な時間がものすごく長く続いているような気がするんですが、よく考えるとまだ2か月ほどなんですよね。でも、仕事をOnline形式に変えてから、なぜか仕事が盛り返し、2月のロスの半分ぐらいを取り戻せるんじゃないかと思えるほど3月は働きました。それで少し気は楽になったので、いつでも手に取れる場所に置いてある、私のBaby Taylorちゃんを手に取って音楽を奏でる時間が少しずつ戻ってきました。
これが私のかわいいBabyちゃんたちです。
それでですね、このギターを手に取って、今まで取り組んだことのない2曲のBeatlesを選びました。
Beatlesは、家に赤盤があったので、中学のころステレオの前に座って、レコードの入っている赤い袋にプリントされた歌詞を穴があくほど読んで、曲に合わせて歌っていました。
Yesterdayというとビートルズの曲の中では鉄板レベルです。今までなんで歌わなかったのかよくわからないのですが、コードが変わっていくタイミングをうまく合わせられなかったのかも。最初は簡単に弾けるCのコードで弾いていました。しかし、先日、音楽仲間のTくんとスタジオで一緒にギターを弾いていたところ、「やはりYesterdayはFだよ」とTくんがおっしゃるので、Cは捨ててFで弾くことに。。。実際少し大変だったのですが、いつの間にかギターのレベルが上がっていたようで、難しいと思っていたコード進行が少しの練習でできるようになったのです。
ギターが弾けたら、あとはどうやってかっこよく歌うかです。
それは家で特訓を重ねて、ようやく自分が思った雰囲気で私のYesterdayが歌えるようになったわけです。
なんだか、中学の時、この歌詞が本当によくわからなかったけれど、今は深くわかるようになってしまいました。だって、還暦までそんなに時間が無いところまで来たものね。
Beatlesに育てられ、高校生の時にJohnの死を経験して、長い時間が流れ、いつしかJohnの年齢を追い越してしまい、そして50を過ぎてからギターを弾く楽しさに目覚めて、やはり一番歌いやすいビートルズに取り組むまでそんなに時間がかかりませんでした。
さてYesterday以外のもう一つの曲はHelp!これもコード進行でちょっとマゴマゴしたけど、Tくんのアドバイスで悩みは解決できて、あとはどれだけかっこよく歌えるかが課題です。実は私はベース弾きなので、ベース音を入れようよと言われた。ギターを弾くだけならベース音を入れることはそれほど大変じゃない。でも歌うから、フレーズのかたまりから次のかたまりに移る間にベース音を入れると、歌う時にフレーズとフレーズをうまくつなぐことができなくなってしまうので、やはりベース音は限られたところでしか使えそうにない。
練習中も、Tくんに向かって、「あんたは歌わないけど、私は歌うから忙しいねんで!」と文句言ってしまった。でもそんなアドバイスのおかげで何倍もうまくなるのにね。ありがとうだよ。
今日の感染者数 香港ではたったの4人でした。そのうち海外から持ち込まれたケースは3人。またBarのステージに戻れるまであと少しの辛抱だといいな。月曜日のOpen micで新しいビートルズを2曲歌えるようにしっかり練習しておこう。
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