2023 1学期終了 振り返り

お久しぶりです
教員生活も3年目に突入し、なんと3学年を担当しています。
1学期が始まる前の春休みから怒涛の4~5月を終え、6月~7月末までもいろいろありました。

しかし約4ヵ月の間はしんどいこともありましたが、それ以上に嬉しいこともたくさんあり、自分にとって最高の1学期になりました。

体育大会


今年の体育大会では、全体指揮に任命をしていただけました。
春休みから5月にある体育大会へ向けて事前計画で追われていました。その結果、ほとんど新クラスの準備もできないまま新学期がスタートしたことは今でも覚えています。しかし、大きな仕事を任せてもらい、毎日が充実していました。「若手が大きな仕事を任してもらえている。」「期待をしてもらっている」ことを感じとることができました。

新クラスでは「GOAL設定~目標設定~」を口うるさくいい、そして自分の想いやイメージを沢山語ることを大切にしていました。その結果、1学期のスタートから、自分がいなくても学級委員を中心にクラスが回り、色々な場面で助けてもらいました。そして体育大会の全体練習や当日も基本自分は全体指揮なので、本部にいないといけなく、ほとんど自分のクラスに着くことができませんでした。しかし、35Rのみんなが私の状況を理解してくれたおかげで、自分達で雰囲気をつくり頑張ってくれました。
学級旗に書いてある、「同心協力」とはこういうことなのかと生徒に教えていただけた瞬間でした。

体育大会のメインはダンスバトルでした。4月から自分たちで考えて、指導し、プレテストでは「優勝」をしました。1~3年生の同じ団である約100名ちょっとが一つになった瞬間でした。
しかし、本番では「準優勝」。そう甘くはありませんでした。
担任として、どう言葉をクラスへかけようか悩みました。
そこでかけた言葉は「どのような結果であれ、みんなの今日までの過程は大きな価値がある。間違いなく、35Rのこれからの生活に大きなプラスになる」と伝えました。
リーダーは毎朝、早く学校に来ては他学年に指導をしたり、それ以外のメンバーも早くに来て練習していた姿は本当に素晴らしかったです。
全員がGOALへ向かって心を1つにして、行動をしてる瞬間でした。

その後、これらの経験を授業や当番等でも「同心協力」を大事にし、終業式まで頑張ってくれました。

1つの行事で終了ではなく、経験して感じたこと・思ったことを次へ繋げる。これが何事にも挑戦していく意味なのだと感じました。
だからこそ、どのような結果になっても「挑戦」を自分も忘れない。


担任の誕生日

クラスの生徒が企画し、メッセージボードを作成してくれました。

6月8日は自分の誕生日でした。当日の朝には黒板に大きなメッセージや絵を書いてくれてました。それだけでも嬉しかったのですが、給食時間になんと、プロジェクターからド〇えもんの誕生日ソングを流しながら、「前へ来てください」と言われ、上の写真のボードを渡されました。そこにはみんなのメッセージが書かれていて、うるっときました。泣

出会って3年目になりますが、担任としては2か月しか経っていなく、ここまでしてくれるのは本当に奇跡ではないかと思うくらいにビックリしました。しかしこれも「人とのつながり」を自分は大切にした結果かなと…
そして教師という職をしていてすごく良かったなと思えた瞬間でした。


ある子が書いた担任へのメッセージ内容。

教師は生徒のことを考えて行動するものだと私は教員採用試験の勉強を始めてから強く思っていました。それが体現できているのだと、このメッセージで感じることができ良かったです。
クラスの30数名、学年の200数名、全校生徒の600数名に対して平等に接するのは難しいですが、「生徒のためにまずは考える」そして「行動」はできるので、これを忘れずに今後もやっていこうと思います。

ということで、みんなには「進路実現」が全員出来るために、「山本は全力でサポートする」と誓いの言葉を送ったので、卒業までやりきります。と伝えました。


最後に


終業式の日の学活での1部分

まだまだたくさんの思い出があり、書きたいことがありましたが最後にさせてもらいます。
2学期は9月1日からはじまります。3年生なので2学期が終わると、もう私立や国公立の試験が1月から始まります。つまり2学期はいかに、35Rが「同心協力」し、学校生活を送れるかで個々の進路実現を大いに左右すると考えています。担任である自分も含めて「同心協力」精神で突っ走っていきます。

そしてクラス以外の授業や分掌なんども1学期以上に「準備8割本番2割」の考え方を大事にやっていきます。

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