見出し画像

#02 バンライフ!?いやいや、バンキャンプだって最高なんだから。

車中泊やキャンプが好きな方ならきっと興味があるであろう、バンライフ。
そんなバンライフから派生したといっても過言ではない「バンキャンプ」の魅力を、ぼくの体験談を踏まえながらちょっとずつ紐解いていきます。

2022年 negura campground にて

ハロー!バンライフ!

そんなこんなで猪突猛進モードに突入したぼくですが、ネットを使って車中泊について調べ始めてみたものの、「車中泊」という日本語検索でヒットするのは車内にギューギューに押し込まれた布団や、壁や天井に所狭しとぶら下げられた日用品を使用しながらの車中泊旅の様子ばかりでした。

ぼくが欲しかった情報には遠く及ばず、というか全然スマートじゃなくて参考にできる要素があまりなかったことをおぼえています。

もちろん、このときまだ、車中泊すらしたことのないぼくなんかより、よっぽど経験を重ねて、行き着いた先の玄人スタイルであろうこともわかってはいたし、この先駆者たちを否定するつもりはさらさらないです。

お気に入りの手ぬぐいを車内のアクセントに

ただ、ぼくが目指すものはもっとオシャレにというか、ファンション的にというか、自分の好きなものだけを詰め込める空間にしたいとイメージしていたので、理想的なアイデアが見つからないことにちょっと落胆気味でした。

詳しくは追々語っていこうと思いますが、ぼくはファッションブランドのインテリアデザイナーとしてお店のデザインやウィンドーディスプレーといった、空間造りに携わってきた経験もあったので、このときなんとなくですが、自分の中で「理想とするスタイル」への漠然としたイメージはありました。

そういった背景もあり、「車内」という狭い空間をどう快適に過ごせるかのヒントを求めてリサーチを始めたのに、結局その当時の日本における「車中泊」からは、心ときめくような手がかりは見つからなかった。というわけです。


2020年 神奈川県 某所にて

衝撃の出会い。それがVAN LIFEだった。

そんなこんなでグーグル先生への問い合わせには早々に見切りをつけて、Pinterestでの関連画像検索にスイッチしました。検索ワードは当然「車中泊」の一択です。いまから約7年前のぼくのボキャブラリーにはまだ「VAN LIFE」というワードはありませんでした。

Pinterestを利用している方ならすぐにイメージできると思いますが、検索をかけると画面上からパラパラと順に表示されていく関連画像。 人差し指でiPhoneをスワイプしてみます。まぁ、最初はGoogle検索で見たものと同じ様な画像ばかりです。スクロールばかりでも仕方がないので一応タップしてみる。

新たな関連画像が表示されるも「んー、やっぱ違う」
もっかいタップ。
さらにスワイプ。
タップ。
スワイプ。
タップ。
どんどん深く潜っていきます。

このときのPinterest活用のストーリーを動画にしてもらったものがあるのでお時間のある時にぜひ御覧ください。


そんなことを何度も繰り返していると、突然視界のはじっこの方に赤いクルマの画像が残像のように入り込んできました。なんかひっかかり戻るように上へスワイプ。そこで見つけたのは、乾いた砂漠のような大地に1台だけで佇む赤いワーゲンバスの画像。

車中泊とは全く関係ない画像だったけど、なんだかとても光を放つ一枚だったのを憶えています。興味をひかれてそこからさらに潜ってみる。するとぼくのiPhoneの画面上には目を疑うような、今まで見たこともなかった眩しすぎる画像の数々が飛び込んできました。

トランスポーターのリアハッチを開けて、家族仲良く車内に寝転んで撮った画像。
荷室にはハンモックが吊るしてあったり、ヴァナゴンのポップアップルーフを展開し、その傍らで焚き火をしていたり。

いわゆる「キャンピングカー」ではなく、バンタイプの車内を改装して、家族やパートナーと旅を楽しんでいる。そんな画像が次から次へと溢れ出してくる状況に、ぼくのドーパミンも噴水状態。

とにかく興奮し、何も考えず手当たり次第画像を保存しまくりました。
未知の世界を発見してしまった喜びと、やっと手がかりを掴んだという興奮と引き換えに、ぼくのiPhoneの保存容量は限界をむかえていました。


2021年 娘と2人で 青野原オートキャンプ場 で車中泊


ついに「バンライフ」との出会ったぼく。
次回は、バンライフをはじめるべくベース車両を探し始めるわけですが。。

ぜひ次の記事も読んでいただけると嬉しいです!

そして、もしよければ♡マークも押して頂けるととても嬉しいです!

♡マークのスキ」は、noteにアカウントを作っていない方でも押すことができます。この記事を「いいかも!」と思った方は、お気軽に押してくださいね!

いいなと思ったら応援しよう!