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アルコール依存症と闘う広告マンの記録 27日目 -アルコールと脳、医師面談/ Chill music -

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このブログは
アルコール依存症の方、その家族の方、そもそもアルコール依存症ってなんなの?
という方へ、情報を発信のための記録です。
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■2022/08/22 4:00 起床

今日もおはようございます!
AMの英語・筋トレ、諸々のタスクをこなします。
1階と違う生活にもなんとなく慣れてきた。
ので、明日は変更点をちょっとまとめます!
(謎の予告。笑)

さて本題です。

■アルコールが脳や神経に与える影響ってどんな?

引き起こされる症状や病気(単純にダメージを与えます)
・萎縮脳
・認知症
・多発性脳梗塞
・栄養障害によるダメージ
・ウェルニッケ脳症
・コルサコフ症候群

上記が代表例だそう。
過去にちょこちょこ触れていた症状などもありますが、
もう少し詳しく書いていければと!!

>脳萎縮
そもそも、歳をとるほど脳は萎縮していきますが、
依存症・大量飲酒を続ける人は、健常者と比べて
「脳の隙間が多くなる」「脳のシワが大きく深くなる」
(※MRIにて画像検査)

明らかに違う・・・

大量飲酒をすればするほど早く進む可能性が高く、
各年代でその年代の通常飲酒者と比較すると、
20〜30年分納萎縮が進んでいることも普通にあるとのことでした。

ただ、この「アルコールによる萎縮」は断酒により回復し、すぐに元通り!という訳にはいかないけど、徐々に脳細胞が復活していくことが国内外の事例よりわかっているみたいです。

>認知症
こちらに関しては、CDR(認知症評価尺度)という指標を使って、
通常飲酒の人と、依存症の人・大量飲酒の人を比較すると・・・・・
----------------------
60歳        →  +18%
35-60歳 →  +7.5%
-35歳      →  +3%
----------------------

35歳からでも若年生の認知症になることがあるというとても恐ろしい結果に、、、まだまだ色々楽しいことたくさんあるはず。。。
気をつけたいですね :<

対策はやはり断酒なのですが、こちらに関しては開始からたった1ヶ月後、65%の方は回復に向かう傾向が見られたそうです。
その1ヶ月が長いんですけどね・・・苦笑

>多発性脳梗塞
その名称の通り、脳梗塞が多発することです。
ただし、通常の脳梗塞とは違い、先っぽの毛細血管が詰まることで起こってしまう、無痛で症状もない小さな脳梗塞の積み重ねによって起こってしまう病気です。ラクナ梗塞型等があります。
症状としては酩酊時の失禁・転倒・歩行不全などが挙げられ、こちらに関しては人間ドッグなどの受診で、そもそも小さな脳梗塞が発生しているのか?量は?などがわかるとのことでした。

やはりこちらもアルコールによってリスクが高まり、なんと依存症患者の45%から見つかったとの報告もあるといいます。(飲まない人は18%)
特に、
  ・大量飲酒期間が高い人
  ・血圧が高い人
に多く見られる傾向があり→MMSE(認知症検査テスト)の点数も、
このラクナ梗塞の有無により平均点数が低苦なる傾向があるとのこと。

>ウェルニッケ脳症とコルサコフ症候群
これはビタミンB1の欠乏により起こる脳症と、
それがさらに進行した場合に引き起こしてしまう症候群です。

<ありがちなケース>
「大量飲酒」による食欲不足

お酒以外を受け付けなくなり「栄養不良」に陥る
↓↓
「ビタミン全般の摂取・吸収力の低下」により体内のミネラルが不足する
↓↓↓
「ウェルニッケ脳症」を発症。
↓↓↓
↓↓  さらに飲酒を続けた結果・・・・

↓  
「コルサコフ症候群」へ進行

>ウェルニッケ脳症とは
・発症は突然に :1日〜数日で発症
・意識障害   :反応が鈍い、注意の障害、
         重度になれば昏睡〜死亡に至ることも
・眼球運動障害 :眼振程度のこともあるため診察等で見逃しやすい
・失調     :歩行異常などが起き始める
※眼球運動障害はビタミン投与により回復も

>コルサコフ症候群とは
・ウェルニッケ脳症の進行した結果、または後遺症として50-80%の方がなると言われている
・前向生・逆校性健忘:数分前のことをすぐ忘れる、過去を思い出せない
・失見当識     :時間、場所、人等がわからない
・作話       :現実的な内容が多く、本人も無意識に作ってしまう
・その他      :病識欠如、自発性低下、人格変化など

上記のような症状・原因により起こってしまう症状です。
脳症から症候群へ進行したタイミングなどははっきりわかる指標はなく、
気づけば・・・ということが多いようです。
ちょっと同じ入院してる人の中でも「ん?」という人がたまにいたりします。

さらには、肝硬変による脳症もあったりするようで、肝硬変の方は片隅に・・・
肝硬変を起こすと高アンモニア結晶が作られ、それが神経への毒性を持っていることが原因です。本当に色々ありますね。。。


<でも、回復するよ!!>


断酒によってゆっくり回復することは上記の通り事例があります。
断酒後しばらくの間は軽度〜中度の障害が残ったとしても、その状態では何も死を宣告されているわけではないんですよね。
医師も言っておりましたが、「焦らないこと」が大切ですよと。

この病気になって、改めて生きるって大変だな〜
ってすごく思うようになりました。
でも、なんであの時、あんなことしなければ、みたいなことを考えてても仕方ないので、今できることをコツコツと全力で頑張りたいと思います:)

BE POSITIVE!!!

焦らず過ごしていきましょう〜〜〜

■担当医面談
2階に移動すると担当医も変更になるのですが、
なんやら忙しい人らしく、会えてなかったので、今日が初だな〜と思い行ってみると。。。。

入院当日に担当してくれた先生でした笑

当時は少ししか会話できなかったですが、改めて現状等のシェアをしていると、とても親身になってくれて「いい人だな〜」って感じ。
初回は「慣れましたか?」「なんか気になる事はある?」「断酒、できると思う?」などなどの質問のやりとりを。

そのやり取りの中で印象的だったのが、

「断酒はあくまで目的ではなく、この先続く未来をどう生きたいかを実現させるための手段。だから、絶対断酒を目的にしてはいけない。辛いから笑」

という内容でした。
意外と、酒をやめるために強制的にやめる期間・機関が入院であり・この病院だ。という考え方の人、患者の周りの人だけでなく、本人でも多いと思う。
実際そっちの考え方になりかけていたので、目から鱗でした。
改めて自問自答ですね:)

■Chill music /あぁ、色褪せない名曲たちよ・・・④

・Soulja Boy - Blowing Me Kisses 

・Keri Hilson - Knock You Down

・Lloyd - Lay It Down

全てがよきpart4

■散歩

今日もバス停に人はいません。通常運転です。

はいっ!禁酒27日目もお疲れ様でした!

明日は肺検査や〜!多分「フーッ」って吸ったり吐いたりするやつ。
「GTMACK」って依存症治療プログラムも始動したのでそれも!
あとは2階の話ですね。

ではまた:)

CHICO

■今日のご飯

・朝食

一生分の牛乳のみてぇ

・こんにゃくご飯・味噌汁(玉ねぎ、豆腐)・ポークウインナー・茹でキャベツ・ほうれん草ごま和え・佃煮・牛乳

・昼食

煮物うめぇ

・こんにゃくご飯・ぶり照り焼き・オクラ・ポテトそぼろ煮・ブロッコリー辛子和え・ゼリー・プロテイン

・夜ごへん

鳥さんうめぇ

・こんにゃくご飯・鶏のソテー・アスパラのソテー・もずく酢・青菜浸し・ヨーグルト・プロテイン

🙇