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アルコール依存症と闘う広告マンの記録 34日目 -断酒するための3本柱と胃カメラと / Chill music -

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このブログは
アルコール依存症の方、その家族の方、そもそもアルコール依存症ってなんなの?
という方へ、情報を発信のための記録です。
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■2022/08/29 4:40 起床(TOP画は今日の病室の窓から)


おはようございます!
さてさて始まりました1週間、
今日は断酒のための3本柱の講義やら、
嫌な嫌な胃カメラやら、
なんだかソワソワする1日です。

まずは講義の内容に少し触れたいと思います!

■断酒するための3本柱って?

具体的になんのこと?
って感じですよね。

講義などでは散々聞いているので、もしかしたら過去noteでも触れているかもですが、
今日はその部分の深掘り的な内容だと思ってくださいませ!!

早速3本柱の内容ですが、、、、

①定期的な通院
②抗酒剤の服用(薬物療法)
③自助グループへの参加

上記の3つでございます。
とはいえ3つの内容に入る前に、まずは
日本人で飲む人、アル中の人ってどんだけいるの?
など、背景の部分からお話しますね。

背景(そもそもどんだけいんねん)

日本国民をざっくり1億人とすると・・・

>大量飲酒する人(毎日ビール×3本以上飲む人)
1千万人:なんと約1割!!!
 ※この中の約100万人が依存症と考えられており、
  さらに治療を受けている人は4万人程度しかいないとか・・・

ここからわかる驚きの事実。

<<9割の人はそこまで飲まない!もしくは飲めない!!!>>


いやぁ驚きですよね。だって周りに自分より飲むやつめっちゃいるもん。
友達・友達・会社のとんでもない偉人の人々。。。
「類は友を呼ぶ」ってまさにこのことなんだなと思います。
周りの人が入院までしませんように・・・・!

?推計患者の100万人はどこいった?
でもちょっと待てよと。
1%、つまり100人いたら1人はアル中って事は、
もっと身近な病気(症状)であってもいいんじゃないか??
そう思いませんかね?しかもその内4万人しか治療してないって、
96万人の人たちは何してるの??

実はここにこの病気の怖いところがあって、、、

「否認の病気」

なんですね。
健康診断の結果が悪かったり、行動にちょっとした症状がある、周りから言われるとしても、「自分はそうじゃない」「ちょっと減らしたら数値も戻った」「だから大丈夫だ」と自己完結してしまい、治療の最初の一歩まで辿り着かない人が大半なんだとか。
精神科以外の様々な科を受診はするものの、実質的な治療にたどり着かないようです。

※回復の過程を参考までに※-------------------------
無関心期:病気を知らない・自分は違うと思っている

↓認知し出すと・・・・?

関心期 :数値が悪い??そろそろ本気で(また)治さないとまずいかも?
準備期 :病院を受診しよう、入院のためにできることを。
実行期 :入院して勉強・断酒を開始

↓ここから退院後、2方向に分かれます

維持期:治療目標、3本柱の実践 
     → 変化の達成 →  健康な生活へ踏み出す
or

再発 :1杯くらいなら・・・
     → 関心期に戻り、繰り返し

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じゃあ退院したら実行しよう!3本柱!!

①通院するとどんないいことが?
・気持ちの持続、歯止めの機会に
→入院中お世話になった先生と会うことや、病院に通うということが1つのブレーキに
・血液検査
→必ず行うので悪化していたらバレます。また健康の仕様にもなるのでモチベーション維持にも
・連続飲酒になった場合の体の治療
→自分の身体をわかってくれているからこそ、最善の治療ができます。他の病院だと理解してもらえなかったり、せっかく治療した期間が0ベースのスタートに

②薬物療法でどんないいことが?
・自己防衛になる
→朝服用すると、その日1日を守ってくれます
・経済負担も軽い
→1日4円弱。お酒を買うより全然安いです
・家族へ
→朝家族の前で飲むことで、家族の皆さんが安心します。
 疑われなくなることで、自分も過ごしやすくなります
※薬はアセトアルデヒドの分解をストップさせ、飲酒すると気分を悪くさせる効果があります。

代表薬:ノックビン(肝障害には可逆的)
    0.2gで半分くらいの人に反応が出る
   ※レグテクトという抗酒剤ではないが補助薬も。
      講習等を受けることで断酒率が上がる。1.3倍
    
③自助グループへいこう(1番効果が高い)
「依存(Addiction)」の反対は「繋がり(connection)」
そして
「酔い(Drunk) の反対は「シラフ(sober)」

「シラフになっても繋がりがなければ脆い」

そんな事がよく言われているそうです。
※そういえばYRCの人も同じこと言ってたなぁ

最初は受け入れられない話も多いかもしれないけど、何回もいくうちに話を受け入れられるようになるし、どんどんコミュニティも広がっていくと。
1人で治す病気ではないと。
まだまだ自分にはわかりませんが、本当にそんなような気もしてます。

退院10年後、断酒会やAAへ行った人、行かない人の生存率は・・・
・行った :8割
・行かない:5割
まで差が出るという調査結果もありますし!
まぁとりあえず行ってみようかな。

※以下参考情報です※
>AAでよく用いられる言葉

1.変えられるものを変える勇気
2.変えられないものを受け入れる落ち着き
3.その二つを見分ける賢さ  
→飲酒コントロールなど、変えられないものを変えようと努力しても時間がもったいないってことみたいです。いい考え方ですね。

>退院後の断酒率の推移
→1年で4割以下、更に入院回数を重ねる度、3割以下、2.5割以下とどんどん減っていく傾向に

>一生飲まないは無理、夢物語
「今日だけのむ」→「今日だけ飲まない」の変化のタイミングが回復のサイン

>「やめようと思えばいつでも辞められる」の罠
→前頭葉が弱っていくので、止めることを続けることがどんどん難しくなっていく

>「ノンアルコールビール」の罠
→450人への調査
 :ノンアルを飲む、飲まない人たちが大量飲酒に戻る確率
 ノンアル節酒の人々の方が3倍大量飲酒に戻ることが早い結果に

長くなりましたが以上ですっ! 

■やってきました胃カメラです・・・・

この日は朝から飲み食い禁止・・・・・
入院してからというもの毎食規則正しく食べる&水をものすごく飲むようになっているので、地味に辛い。。。

5時前に起きて、10時予定だったのが呼ばれたのは11時半・・・泣
流石にお腹空きました笑笑

いざ着いて準備をしていると、今まで経験した胃カメラの管より1.5倍はあろうかという管がぶら下がっているのが見え、
戦々恐々としていると、

先生「あーーー、極細でやろうか」と看護師さんに。。。。

見た目から喉が細いと判断してくれたのか、
奥から細っこいバージョンの管を持ってきてくれて(それでも十分太い)、
なんとかそれでやり切りました!先生ありがとう!!

結果は問題なしでよかった😂

以上、なんの報告やねん。でした。

■Chill music /あぁ、色褪せない名曲たちよ・・・11

・Elisha La'Verne / I'm Not Dreaming(N43°Remix)

 ・Lisette Melendaz / Goody Goody(Hip Hop Mix)

・All Saints / Pure Shoes

全てがよきpart11

■散歩

今日は天気が悪め・・・

はいっ!禁酒34日目もお疲れ様でした!

明日こそ担当看護師さんの面談があるそうな。

あとは外出関連に関して担当医とも話さなきゃだなぁ。

保険関連もやらにゃ。

ではまた:)

CHICO

■今日のご飯

・朝食:絶食のため無しです泣泣

・昼食

・こんにゃくご飯・牛肉炒め煮・マカロニサラダ・青菜浸し・オレンジ・プロテイン

・夜ごへん

・こんにゃくご飯・白味魚チーズ焼・ブロコリー・和風サラダ・中華す^ぷ・ヨーグルト・プロテイン

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CHICO
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